Trick or Treat!
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「ルール-!お願い!ちょっと来て!」
ユウナが扉を叩くと、ルール-が顔を出した。
「どうしたの?騒がしいわね」
隣からティーダが飛び出し、後ろから大魔神アーロンが更に怒りを増して、追い掛けて来る。
ユウナはルール-の腕を掴むと、はいっと、大魔神アーロンの前に押した。
ルール-は訳がわからずに、驚いた顔で大魔神アーロンを見た。
大魔神アーロンは一瞬立ち止まったが、ルール-を押しのけた。
「うわぁ~ダメだ~!」
「化粧が濃いからぁ~?」
「なんですって!?」
大魔神2号が誕生した。
大魔神1号と2号は、村人三人を追った。
「もう、やだあ~!!」
走りながら、リュックは泣き叫んだ。
「リュック、命が惜しかったら走って!」
「ユウナ、冷静っスね」
ティーダがユウナと並んで走る。
「うん!私は大丈夫はだから。きっと」
「「ユウナズルい!」」
「おい!待て!」
「待てないっス!」
村人三人が廊下を曲がると、前から貧しい農家の娘で、美しく気立ての良いアヤが歩いて来た。
「アヤ~!!!!」
村人三人は、地獄に仏とばかりに、アヤにしがみついた。
「お願い!大魔神の怒りを静めて!」
「は?」
村人三人にいきなり懇願され、アヤは首を捻る。
「待てと云っているだろうが!」
大魔神1号が追いついた。後ろに2号も見える。
「アーロン、どうしたの?怖い顔して」
「アヤ・・」
アヤが微笑むと、大魔神1号は顔の前で腕をクロスした。
その腕をゆっくり下ろすと、いつもの不機嫌なアーロンだった。
「今日程、アーロンの眉間の皺が恋しかった日はないっス~!」
ティーダは、滝のように涙を流した。
「よかったね~!」
ユウナとリュックも泣いて喜んだ。
「アーロン、私の部屋で話しましょ。珈琲淹れるわ」
アヤはアーロンの手をとると、仲睦まじく歩いて行った。
二人を見送った村人三人は、まだ背後に怒りのオーラが渦巻いている事に気づいた。
恐る恐る振り返ると、そこには、まだ怒りが冷めない大魔神2号が立っていた。
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