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「アーロン!契約してきたぜ!!」
意気良いよくドアが開くと、ティーダが飛び込んでくる。
そのまま、ソファーで寛ぐアーロンの眼前に書類を突き付けた。
アーロンはそれを引ったくると、書類に目を通す。
ティーダは破くなよな~と文句を言いながら自分も、ソファーに座った。
読み終えたアーロンは、書類を手渡すと鼻で笑った。
「随分安い契約金だな」
「ま、見てろって!来年はこの何倍にもしてみせっからな!」
「ふ・・」
アーロンは口の端を上げると、ソファーに肘をついた。
「せいぜい期待して、まつとしよう」
「そういうこと!」
ティーダは持っていた鞄をゴソゴソ漁ると、きれいに包装された細長い箱を取り出し、無言でアーロンへ差し出す。
「なんだ?」
わけがわからずに、箱を見た。
「プレゼント」
横を向いて、素っ気なく言い放つ。
「誰に?」
「あんたに」
「誰から?」
「俺からだよ!あ~もう!いいから受け取れよ!!」
ソファーから立ち上がり、アーロンに箱を押し付けた。
「開けた方がいいのか?」
「ぜひ開けて下さい!」
口を尖らせるティーダに、笑いをこらえて包みを破る。
中の箱を開くと、黒い色眼鏡が鎮座していた。
レンズが細く、フレームに厚みがある。耳に掛ける部分にも細工が施してあり
今掛けている物より洗練された物だ。
「サングラスさぁ、それにしろよ。今掛けてるダサいのより、そっちのが似合うよ、きっと」
「・・そうか?」
「そうだよ!あ、言っとくけど、オヤジが残した金じゃなくて、俺の契約金で買ったんだからな!」
鼻息も荒く、ソファーにふんぞり返るティーダを眺めてから、手元に目をやった。
「あぁ・・そうするか」
そう言って、掛けているサングラスをはずした。
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