猫とアーロン
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【猫とアーロンとキノック】
「アーロン!」
寺院に着くなり、キノックが血相を変えて飛んで来た。
「ちょっと、こっちに来い!」
「なんだ?慌てて」
「いいから!」
人気のない中庭に引っ張っていくと、深刻な顔でアーロンをみた。
「おまえ・・噂は本当なのか?」
「噂?何のことだ?」
キノックは、少し言いずらそうに視線を逸らした。
「寺院で、噂になっているんだ。おまえが、アヤちゃんにその・・暴力を振るってるってーー」
「なっ!!」
キノックの言葉に、アーロンは絶句した。
「なぁ、俺には正直に言ってくれ。
悩み事があるなら、相談にのるからさ。暴力は止めろよ、な」
「キノック・・」
アーロンは額を抑えて、眉間の皺を更に深くした。
「その噂は・・どこから出たんだ?」
「どこからって、アヤちゃんを見た奴からさ。一週間前から、日に日に傷だらけになっていくって」
一週間前?
『ジーンに引っかかれた~』
「脚とかアザがあるし」
『ジーンのイタズラを止めようとしたら、脚ぶつけた~』
「キノック・・」
アーロンはうなだれたまま、キノックの肩に手を置いた。
「エボンの神に誓って、言おう。それは俺じゃない」
「じゃあ、誰なんだ?」
「心当たりがあるから、説得してみる」
「あぁ、頼んだぞ!何なら俺も加勢にいくから!」
その夜、ジーンを説得するアーロンの姿があった。
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