珊瑚の思い出
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アーロンとアヤは、ルカ港と街をつなぐ連絡橋を渡り、ルカの街に入った。
橋を渡っている時、不意にアーロンが立ち止まり、左手を差し出した。
「はぐれるとーー困る」
アヤが手を握ると、アーロンは歩き出した。
指を絡めてきたアーロンをそっと見上げれば、耳まで赤くなっていた。
アヤはクスリと笑うと、アーロンに寄り添った。
ルカの街が一望できるバルーンが浮かぶ大通りを抜け、大きな噴水がある広場へ出た。
広場の奥まった所にカフェを見つけ、中に入る。
テイクアウトで適当に注文したあと、できあがるまで、小さなテーブルにふたりで座った。
手を繋いで街を歩いて、カフェでお茶を飲む。
ただそれだけのことなのにアヤは無性に嬉しかった。
「楽しそうだな」
アーロンの問いに、素直に頷いた。
「うん、凄く楽しい」
その後、ハッとしてテーブルに視線を落とした。
「ほんとは、そんな風に思っちゃっいけないんだろうけど・・」
「ブラスカ様が、笑いながら旅がしたいとおっしゃていた。
おまえの笑顔に、ユウナを重ね合わせているのかもしれない」
自分の手をぎゅっと握るユウナの小さな小さな手。
「ユウナ・・今、何してるかな・・」
シュンとなったアヤの頭をアーロンはそっと撫でた。
注文した物を受け取り、カフェをあとにした。
スフィアも手に入れ、スタジアムに戻るだけになった時、アーロンが裏通りを行こうと提案した。
「大通りは人が多くて叶わん」
「私は、アーロンと歩けるならどっちでも」
アヤは笑った。
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