いつかの願い
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「あ、あのね。みんなはどう祝いたいの?」
「やっぱり、パ~と騒ぎたいよね」
リュックが両手を広げて答えれば
「賑やかな方が、楽しいもんな」
「そうだよな」
ティーダもワッカも賛成する。
「私、アーロンさんの誕生日お祝いするの、はじめてなんです」
ユウナまで、はしゃいでいる。
「気持ちはわかるんだけど・・」
アヤは心底困ってしまった。
「アーロン、静かに過ごすのが好きだから・・」
「そっか・・俺、アーロンと10年一緒にいたけど、一度も祝ったことないんだ。だから、祝いたかったな」
「私もアーロンさんにはお世話になってるし、こんな時でもないとお礼できないから・・」
「残念だけど、アーロンさんの喜ぶことを優先しましょう。主役はアーロンさんなんだし」
「そうだな」
全員諦めモードに入ってしまった。
さすがにアヤも悪いと思ったのか、
「あのね、夕食の時くらいは賑やかにしても大丈夫だと思うよ。
『おめでとう』の言葉はぜひかけてあげて。
照れて返事しないかもしれないけど、きっと嬉しい筈だから」
「じゃあ、みんなでおめでとうを言おうぜ。
ティーダ、おまえアーロンさんと暮らしてた時のこととか、おしえてくれよ」
「え~、聞きたい!」
「私にも聞かせて」
「その後、静かに過ごせるようにすればいいわね」
「酒、頼んどくか?」
「あんたも、偶には気がきくじゃない」
キマリは黙って頷いた。
それを見て、アヤは内心ほっとした。
みんなの気持ちを尊重するあまり、アーロンに我慢させる(たぶんしないだろうけど)のも気がひけた。
だからといって、みんなの好意を無駄にするのも申し訳なかった。
「そうだ、お酒を用意出来るなら、ユウナにお願いがあるんだけど」
「私にですか?」
「えぇ、ユウナにしか出来ないことよ」
ユウナの顔が明るくなった。
「アヤさん、なんですか?」
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