11話 罪と罰
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「どうして、あなたがそんなことを気にするの?」
いきなり切り出された話題に、アヤは困惑した。
「アーロンーー俺の面倒みてくれてたんだ、10年間ザナルカンドで。
その間、恋人がいるなんて言わなかったし、そんな素振りもなかった。
俺、そばに居てくれるのが当たり前みたいに思っててーー甘えてたんだ。
アーロンを待ってる人がいるとか、全然考えたことなくて、だから・・
もしそのせいで、アーロンとアヤが仲違いしてたんならって・・」
そこまで一気に言うと、アヤの顔をみた。
「だから、ゴメン!」
急に頭を下げたティーダに、アヤは面喰らった。
「俺が、ザナルカンドから来たってーー信じてもらえっかわかんないけど」
「信じるわよ」
「ホントっスか?」
「だって、ジェクトと一年近く一緒に、旅をしたんだもの」
「あ・・そうーースよね」
ジェクトの名を出した途端に、不機嫌な顔になる。
息子に嫌われていると言っていたジェクトの言葉を、悲しい思いで納得した。
アヤは、ティーダのふわふわした金の髪を優しく撫でると、小さな声で言った。
「あなたが謝ることじゃないし、気にすることじゃない。それに、悪いのはーー」
「え?」
言い澱むアヤに、ティーダは顔を上げた。
ティーダの青い瞳を至近距離で見たアヤは、ハッと我に返った。
「これからも、ユウナのそばにいてあげてね」
「あ・・了解っス」
はぐらかされた気がしたが、それ以上話しが続けられずに、珈琲を飲み干すと部屋を後にした。
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