2話 ザナルカンドへ
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旅が終わって、毎日をぼんやり過ごしていた。
寺院は、唯一所在のわかっている私を、そばに置きたがった。
『伝説のガ-ドのいる寺院』
威厳を保つのに、もってこいのお飾り。
そんなのまっぴらだ。
私に会いたいという人が、毎日、寺院に訪れてきたけど、全て断った。
半年くらいたった頃だろうか、無性に海が見たくなって、近くの海に出掛けた。
高台から飽きもせず、海を眺めていた。
夕明かりも、あとわずかで終わろうとしていた。
そろそろ宿へ戻ろうとした時、それは突然現れた。
「ーー!!」
倒しても復活する。
わかっていた筈なのに、すぐには信じられなかった。
身動きも出来ないまま、声もなく見つめた。
なに・・? この感じーー
「え・・な、んで・・?」
それは、静かに海に掻き消えた。
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