10話 旅の再開
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「ナギ節は、シンがいない期間のこと。召喚士がシンを倒して、次のシンが現れるまでの期間よ」
ユウナが口を開く前に、ルールーが説明した。
説明を聞いたティーダは、腕を組んで考え込んだ。
それを見たユウナが補足する。
「シンは、生まれ変わるの」
ティーダはやっと納得出来たのか、ひとりで頷いた。
「そーかあ!変だと思ってたんだよなぁ。
ユウナの親父さんが10年前にシンを倒したんだろ?
それなのに、シンがまだいるのはどういう訳だってさ」
そういうと、急に気づいたように声を落とした。
「でもさ、シンが生まれ変わるのを知っててーー」
「それでもシンを倒すのは無駄ーーなんて言わないでね」
有無を言わさない響きがあった。
「喩えどんなに短くても、シンに怯えることなく安心して眠れる日々。
何ものにも代えられない、大切な時間を生み出すこと。それを無駄だなんて、言わないで」
ユウナの訴えに、ティーダは黙った。
気まずい雰囲気の中、一行はミヘン街道の旅行公司の前までたどり着いた。
旅行公司を目にしたアーロンは
「ここで休んでいく」
と言い放つと、スタスタ先に行ってしまう。
「でもこれ、アルベドの店っスよ」
後ろから聞こえたワッカの声に、アーロンは振り返った。
「問題でもあるのか?」
ワッカは口を尖らせ、不満を露わにした。
「アルベドは教えに従わないし。それに、ルカではユウナを攫ったんですよ」
「ガードがだらしないからだ。自分たちの落ち度を、自慢するな」
「いっ!?」
同意を得るつもりが、墓穴を掘ってしまう。
「アーロンさんは、ワッカさんの体調を気にしてーー」
「俺は大丈夫だあ~!」
ユウナの取りなしも逆効果になり、ワッカはムキになって声を張り上げた。
「俺が、疲れたんだ」
『俺』を強調し、アーロンはさっさと中へ入ってしまった。
next おまけ.
