10話 旅の再開
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メイチェンと別れ、更に街道を進んで行くとチョコボが3頭、前から歩いて来た。
「でけぇ~」
口を開けて見上げるティーダに、チョコボ騎乗者は苦笑する。
「召喚士様ご一行ですね」
先頭の騎乗者が、声をかける。
「はい、ユウナと申します」
「ジョゼ討伐隊、チョコボ騎兵隊所属の、ルチルです」
「同じくエルマです。街道の警備を任されております」
「このあたりは、チョコボを狙う大型の魔物が出没します。
チョコボご利用の際は、くれぐれもお気をつけ下さい」
「わかりました。ご忠告感謝します」
感謝の意を述べるユウナの背後にアヤを見つけると、ルチルはきびきびとした態度を崩し、破顔した。
「アヤ様ーー寺院を離れたという話しは、本当だったのですね」
アヤはルチルを見上げて頷いた。
「ルチル、一緒に戦えなくてごめん。エルマも」
「アヤ様~淋しいです~」
「ごめんね」
アヤも淋し気に微笑んだ。
「では、お名残惜しいですが、我々は任務がありますので。これで」
「旅のご無事を、お祈りいたします」
ユウナたちは左右に寄り、道を空けた。
ルチル達が遠ざかった後、ティーダが誰ともなしに言った。
「大型の魔物かぁ・・退治してやろっか?」
「何故だ?」
アーロンの問いに、ティーダは当たり前のように答える。
「だって、みんな困ってんだろ?」
「みんな困っているーーか」
小馬鹿にした言い方に、ティーダはムッとした。
「な~んスか?」
「ジェクトも、よく同じことを言っていた。血は争えんな。おかげで俺たちは、いつも面倒に巻き込まれた」
アーロンは、楽しそうに笑った。
「そうなんですか?アヤさん」
ワッカが、コソッと聞いて来た。
その様子を見ていた親子が、話し掛けてきた。
「召喚士様なの?」
「うん、ユウナだよ」
幼い娘の問いかけに、自分もしゃがみ、目線を合わせた。
「ユウナ様、ナギセツつくってくれる?」
「は~い、楽しみに待っててね」
「やった~!」
ユウナの明るい返事に、喜んだ。
「ユウナ様のナギ節、楽しみに待たせていただきますね」
「はい、がんばります」
ユウナは母親の期待にも、笑顔で答えた。
二人の見送りを受け、一行はまた歩き出す。
歩きながらティーダは、ユウナにさっきの会話で聞いた、聞き慣れない言葉を質問した。
「ナギ節って、何?」
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