10話 旅の再開
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ルカからミヘン街道へ抜ける階段を、勢いよく登った。
前方に、ルカとは真逆の景色が広がる。
その、のどかな風景に、ティーダは思いっきり伸びをした。
キマリを先頭にワッカと続き、中央にユウナとティーダ、後ろにアーロン、その右後方にアヤがいた。
歩を進めながら、ティーダはユウナに質問した。
「ユウナ、アヤって、アーロンの恋人なのか?」
「うん、そうだよ。すごく仲良かったよ。私、憧れてたもの。今は・・よくわからないけど」
「何で?」
「アヤさんと会ったの10年ぶりなの。
旅から帰って来た後、一度も会ってくれなくてーーキマリは、何度か会ってるけど」
「ふ~ん」
ティーダは肩越しに後ろを見た。
相変わらず仏頂面で歩くアーロンと、無言のアヤがその眼に映った。
二人の会話に、ルールーが口を挟む。
「ユウナ、心配要らないんじゃない?」
「え、どうして?」
首だけ捻ってルールーを見ると、ティーダも彼女に目線を移した。
「アヤさんの歩いている位置を見て」
そう言われて、改めて見る。
「一番後ろーーだよな」
ユウナに続きをふれば
「うんーーあ、そっか!」
二人の位置関係に気づいたユウナは、嬉しそうに言った。
「そういうこと」
満面の笑みでルールーは頷くが、ティーダはまだわからずにいた。
ユウナが代わりに説明する。
「あのね、アヤさんは、アーロンさんの右側の後ろを歩いてるよね」
「うん、だから?」
まだ気づかないティーダに、ルールーは鈍いわねと呟く。
ユウナは苦笑しながら続けた。
「アーロンさんの、眼の傷はどっちかな?」
あっと声を上げ、ようやくティーダは気づいた。
「アーロンさんも、敢えて右側を空けて歩いている。アヤさんのことを信頼しているのよ。
今は、何かわだかまりがあるみたいだけど。その内、なんとかなるんじゃない?」
ティーダはやっと納得した。
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