10話 旅の再開
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「ーーです。これで宜しいですか?アーロンさん」
ザナルカンドまでの大まかな道順と、寺院を確認した。
「そうだな、急いでいるとはいえ、危険は出来るだけ避けたい。それが無難だな」
アーロンは、ルールーの指し示したルートに同意した。
確認が終わったあと、何か言いたそうにしているルールーに
「どうした、何か不安でもあるのか?」
少し声を落として尋ねる。
ルールーは少しの間迷ったが、思い切って聞いた。
「アーロンさんの言葉を疑うわけではないのですが、あのティーダという少年は、本当にジェクト様の息子なのですか?」
「なんだ、アイツがジェクトの息子だとまずいのか?」
「いえ、そうではありません。ただ、ユウナが・・」
そこまで言うと言葉を濁した。
二人で話している後ろ姿に視線を移すと、アーロンはルールーの気苦労に、ふっと笑みを漏らした。
「召喚士は旅を続ける間、何をしても構わん。そうだな?」
「それはそうですが・・」
ユウナとティーダの後ろ姿を眺めながら、アーロンは続ける。
「何があっても、あの娘は旅をやめんさ。ブラスカの娘だからな」
ルールーは諦めた様な納得した様な、どちらとも取れる顔で頷いた。
「そうですね。じゃあ、ユウナたち呼んで来ます」
歩き出したルールーを、手で制すると
「構わん。この先、のんびり話をする時間など、ないだろうからな」
「わかりました」
ルールーは、ワッカとキマリの方へ歩いて行った。
ルールーが離れると、アーロンはゆっくりアヤに近づいた。
「今の内に話しておきたい事がある。来てくれ」
返事も待たずに歩き出すアーロンに、アヤは黙ってついていった。
「なあ、アーロンさんとアヤさん、別れたのか?」
「私が知るわけないでしょう?」
「そうだけどよ。ビサイド島に来たあの人たち見てさ、憧れたからさ。
あんな風に、お互い強く有りたいって」
「私だって・・」
私だって憧れた。
アヤさんの強さに。
それを見つめるアーロンさんの眼差しに。
そんな二人を見守る、ジェクト様とブラスカ様に。
ルールーとワッカに、キマリは言った。
「二人のことは、二人で解決するしかない」
「キマリ、何か知ってんのか?」
キマリは答えず、首を横に振った。
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