9話 際会 2
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「こっちは、ジェクトとの約束だ」
ティーダを一瞥した。
「ジェクトさんは、お元気なんですか?」
「知らん。10年前に別れたきりだ」
「そうですか・・」
「そのうち会えるさ」
「はい、楽しみにしています」
ユウナはいつの間にか、みんなから少し距離を置いて立っているアヤの元へ行くと、真剣な顔で言った。
「アヤさん!私のガードになってください!」
「え!?」
一同は驚いて、ユウナをみた。
「アヤさん私に言ったでしょう。お父さんがいない時は、守ってあげるって」
「ユウナ・・」
ユウナに食い下がられ、アヤは困惑した。
「よろしいではないですか、アヤ殿。ガードになって差し上げたらいかがです?」
「シーモアーー」
後ろから聞こえた声に振り返えれば、そこにはシーモアが立っていた。
「シーモア老師!」
ユウナは慌てて、シーモアに挨拶をした。ワッカとルールーもそれに倣った。
シーモアはそれに頷いたあと、話しを続けた。
「あなたに、伝え忘れた事がありました。キノック老師から、あなたの好きにして構わない。とのことです。それにーー」
シーモアはアーロンを見ながら、わざとらしい笑みを浮かべた。
「そちらは、伝説のガードのアーロン殿でしょう?あなたの恋人の」
「え!?そうなのか?」
知らなかったティーダは、驚いてアーロンを見た。
アーロンとアヤは、眼を合わさなかった。
「おや、アーロン殿もアヤ殿も、あまり嬉しそうではありませんね」
ふたりを交互に見ながら、愉快そうに笑った。
「これは失礼、10年も放って置かれたのですから『恋人だった』と言うべきでしたか。
ではアヤ殿、確かにお伝えしましたよ。
皆さん、これで失礼します。道中お気をつけて」
「あ、はい。ありがとうございます」
ユウナが礼を言うと、シーモアは微笑み、そのまま護衛の僧兵を連れて立ち去った。
シーモアの姿が見えなくなると、ユウナはアヤに返事を迫った。
「アヤさん!」
ユウナに返事を急かされ、アヤは小さく息を吐いた。
「わかったわ・・ユウナ」
「ありがとうございます、アヤさん!」
「伝説のガードが二人もついてくれるのか、心強いぜ!」
ワッカの言葉にルールーも頷いた。
「ほんとね」
憧れていたアヤと旅が出来る、ルールーは胸が高鳴った。
キマリだけは、アヤの様子をじっと伺っていた。
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