7話 ルカ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ルカのメインゲートから、広場への連絡橋へ出た。
左手にシアターがあり、人通りもかなり多かった。
「はぐれたら、大変だね」
ユウナが、ティーダの腕につかまりながらこぼした。
その時、頭上から聞こえた笛の音に声を上げる。
「なに?」
ティーダは笑った。
「指笛を吹いたんスよ」
そう言うと、親指と人差し指をくわえ、息を吹く。
『ピー』と、心地よい音が響いた。
「ザナルカンドでは、こうやって応援するんだ」
やってみと言いながら、説明をする。
ユウナは見よう見まねで指笛を吹くが、空気が抜ける音がしただけだった。
練習だなと笑いあった。
「はぐれたらこれな。指笛が聞こえたら、どこにいても飛んでいくから」
ティーダの言葉に、ユウナは嬉しそうに頷いた。
しばらく歩くと、中央に噴水がある広場へ出た。
家族連れや、カップルで賑わっている。
カフェを捜して、さらに歩いた。
「ルカは、スピラで2番めに大きな街だよ」
「どこも、ビサイドやキーリカみたいなもんだと思ってたよ」
「街がね・・大きくならないの。人が集まってきて、街に活気が出てくるとーー」
俯いて言い澱むユウナに代わって、ティーダは言った。
「シン?」
「うん」
小さな声で、ユウナは答えた。
「ここも同じ。でも、スタジアムがあるでしょ?だから討伐隊の人たちが、命がけでシンを追い払うの」
「スタジアムのために?」
「ブリッツの試合が開けないと、楽しみがなくなっちゃうからね」
命がけでスタジアムを守る。
たかが、スポーツのために。
そんなこと考えられなかった。
「くわ~。選手は責任重大だなあ」
重くなった空気を払うように、大袈裟に言った。
「そうだよ~!」
ユウナもティーダの気遣いに、明るく応えた。
「さ、アーロンさん捜そ!」
.
