7話 ルカ
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選手控え室で、ティーダたちはトーナメントの抽選に行っている、ワッカを待っていた。
そこへ、抽選を終えたワッカが入ってきた。
「ワッカさん!」
みんなに囲まれ、ガッツポーズをとる。
「初戦の相手はアルベド・サイクス!その次は…決勝だ!
俺たちは、シード権をゲットした!2回勝てば…優勝だ!」
「「お~!!」」
盛り上がっているところへ、ルールーとユウナが入ってきた。
慌てた様子でティーダに近づく。
「聞いて!カフェで、アーロンさんを見たって人がいたの」
「アーロン!?」
アーロンて、俺の知ってるアーロンなのか?
突然出た名前に、ティーダは困惑した。
「ユウナ、アーロンて」
ティーダの手をとって控え室を出ようとするユウナに、ワッカは上わずった声を掛ける。
「オイオイオイオイ、シアイカイシはスグダッ。は、はやく戻ってきてくれよ?」
「任せとけよ」
「う、うっす!」
焦りまくるワッカに、しょーがないと声を掛ける。
「ワッカ、ワッカ?堅い」
ワッカは、両手で顔を押さえた。
「いや、顔じゃなくてさ。顔コワいよ」
固まるワッカを、ティーダは懸命にほぐす。
「リラックスして~そうそう、そ~いうカンジ~。吸って~吐いて~」
ティーダと一緒に深呼吸するワッカを見て、ユウナは笑い、ルールーは頭を抱えた。
なんとかワッカを宥めて、控え室の廊下へ出た。キマリと三人で外へ向かう。
「これで、ジェクトさんの消息もわかるかもね」
「あ?なんで?」
「アーロンさんも、父さんのガードだったの。だから、ジェクトさんのことも知ってると思うんだ」
ユウナが言ってるアーロンと、ザナルカンドで出逢ったアイツ。
別人かも
なんて全然考えもしなかった。
なんでか知らないけど
わかったんだ。
同じ奴だって。
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