初めての長編とあって、タイトルも頑張りました。
ハリキリすぎて、途中で苦悶しましたが（笑）
密かなこだわりを読んでやってください。



プロローグ　　たとえそれが　悲しみのはじまりだとしても

敬愛するブラスカを失う旅だとしても、それが彼の望みなら叶えたいと想うアーロンの心をタイトルにしました。
ヒロインの気持ちっぽいんですが、実はアーロンでした。


１話　　「無頼」　　月に覚悟を告げて

月（ザナルカンドに現れたシン）に覚悟（スピラに戻り、シンと完全に同化する前にジェクトを殺す）をジェクトに告げる。

２話　　「ザナルカンドへ」　　夢を見る、人外の者

人外の者となったジェクトは、ティーダに殺されることを夢見る。

３話　　「暗転」　　転がるいしの辿り着く先は

アーロン（の意思に）押されて辿り着いた先は

４話　　「晴天」　　海を染めた君の瞳　空と同じキミの瞳

ふたりが一目ぼれをし合った瞬間

５話　　「旅立ち」　　希望への旅立ち

ザナルカンドへ帰るための旅　　スピラの希望への旅
最初は、「死への旅」でした。

６話　　「傷痕」　　絡まり合う思惑

ユウナの思惑　ワッカの思惑　シーモアの思惑　キノックの思惑　みんなの思惑です。


７話　　「ルカ」　　宣戦布告

実は、出番の少ないシーモアのスピラに対する宣戦布告という意味です。
幕開けの意味もあります。

８話　　「際会」１　　あかの慕情

あか（ワッカのあか、アーロンのあか）の想い人を恋い慕う気持ち

９話　　「際会」２　　紫闇（しあん）の中の朱い影

１０年ぶりに逢ったヒロインの、紫の瞳に映ったアーロンの赤い服。

１０話　　「旅の再開」　　烏合の衆

一体感のないガードたちのこと

１１話　　「罪と罰」　　見えない罪と与えられし罰

エボンのいう人の罪とシンという脅威の罰

１２話　　「対決チョコボイーター」　　トラブルメーカー・ムードメーカー

ティーダのことです（笑）

１３話　　「スタンバイ」　　奏者は集う

ミヘンセッションに参加すべく集まる討伐隊

１４話　　「理由」（わけ）　　不遜の友

親友だったキノックが変貌した理由

１５話　　「ミヘン・セッション」　　即興

即興の攻撃ではシンは倒せない

１６話　　「撤退」　　儚い宴のあと

シンを倒すという儚い夢を見て死んでいった討伐隊

１７話　　「幻光の中の真実」　　翠の紋様

幻光河の中に沈む真実と強い決意のリュックの瞳

１８話　　「グアドサラムにて」　　異界の告白

ジスカルの懺悔

１９話　　「雷（いかずち）の夜」　　迷路の平原

シーモアのプロポーズに悩むユウナ

２０話　　「父の願い　友の想い」　　懺悔の森

ジェクトのティーダに望むことと、それを叶えようとするアーロンの心
ヒロインが悔やんでいた１０年前の自分　

２１話　　「冷戦」　　辿る平行線

アルベド族のリュックと、彼女から眼を背けるワッカ

２２話　　「偽りの絆」　　そして舞台の幕は終りる

シーモアが結婚という形でユウナと築こうとした絆
彼の死で、１度幕が下りる。

２３話　　「湖底の大地」　　祈りの唄

シンの背中で聞くジェクト口ずさんでいた祈りの唄

２４話　　「灼熱の黄砂」　　誤解と嫉妬と和解

ビーカネル砂漠で繰り広げられた３人３様の人間模様

２５話　　「慟哭」　　偽りの平和に差し出すもの

短い平和を得るために失うユウナの命

２６話　　「コンチネンタル・サーカス」　　高所恐怖症とドレスの女

この回だけは、ノリでつけました。

２７話　　「メビウスの輪」　　捕らわれの命

混ざり合った真実と嘘に捕らわれている召喚士の命

２８話　　「懐かしの場所」　　思い出と密かな覚悟

ヒロインが心に秘めていた（自分が祈り子になる）覚悟

２９話　　「対峙」　　闇の中の導

闇に覆われたヒロインに、光を導くジェクトの息子


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