最終話 夢の終わり
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振り返ったティーダの眼に、走って来るユウナの姿が映った。
彼女を抱きとめようと、両手を広げる。
「えっ!?」
抱きとめたはずのユウナの身体は、ティーダの身体をすり抜け、甲板に倒れ込んだ。
「あっ!?」
それを見たワッカたちは、驚きに目を見張る。
覚悟していたのに この刻は こんなにも切ない
ユウナは立ち上がると、涙が零れないよう眼を閉じる。
伝えなければ 想いのすべてを
「ありがとうーー」
ティーダは、ユウナの白く小さな背を見つめた。
ずっと そばにいたいと思った
その笑顔を ずっと見ていたかった
でも もう触れることさえ叶わない
それでも願うのはーーー
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