最終話 夢の終わり
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金色の海をたゆたうコンチネンタル・サーカスの甲板で、ティーダたちはユウナの異界送りを見守っていた。
ユウナは何度、異界送りを舞ったのだろう。
究極召喚の祈り子となったジェクトを送り
死人となってまで現世に留まり、ユウナを導いたアーロンを送った。
そして今、召喚獣という力を与えてくれた寺院の祈り子たちを送っている。
空に、召喚獣たちの姿が現れては消えていく。
ユウナに、感謝と別れの笑みを向けて。
やがて
最後まで形を留め、金色の海を漂っていたシンの背びれが、目映い光を放ち四散した。
その光は、夢の終わりを告げる 美しく哀しい花火だった。
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