51話 終焉
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究極召喚獣は、攻撃を開始した。巨大な掌が、一番端にいたキマリを捕まえる。
「うぅっ!」
「キマリ!」
腕を振り上げると、もがくキマリを思い切りステージに叩きつける。
「ぐはっ!」
叩きつけられたキマリの身体は、小石のように転がった。
「キマリーー!」
アアアアアァァァーーーッ!!!!
キマリに駆け寄るユウナに、究極召喚獣の腕が迫る。それに気付いたリュックがユウナを庇う。
「ユウナんーー!!ひゃあっ!!」
間一髪逃れたふたりの頭上を、鋭い爪が掠めていく。ティーダは叫んだ。
「ユウナ!リュック!ルールー!キマリを連れて後退しろ!ワッカ!ユウナたちを護れ!!」
「はいっ!」
「おうっ!!」
ワッカとルールーは、キマリを担ぎ上げようとした。
「だい、じょうぶだーー」
キマリはふたりの手を払う。
「アーロン!!アヤ!!反撃っス!!」
ティーダが振ったフラタニティがブンッと空気を震わせた。
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