49話 永遠の陥落
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赤い閃光が幾筋も立ち、コアの周りの花びらが口枯れる。
すると、青白い幻光虫が、
コアを破壊され、シンはゆっくりと下降し始める。
それに気づいたシドが、操縦桿を握り締めるアニキに指示を出す。
「おいっ!!シンに接近しろ!!あいつらを助ける!!」
徐々に加速していくシンに、寄り添うようにコンチネンタル・サーカスは並走する。
「戻るぞ!!」
朽ちたコアの前で、アーロンが怒鳴った。
落とされた前足から光の河のように幻光虫を撒き散らして、シンは急降下していく。
眼前には、ベベルの街。
人々は突如として現れたシンに、ただただ茫然とする。
その上を飛行したシンは、黒い土煙を上げながら街の外れに激突した。
ベベルの街全体に、
シンの身体から飛空挺に飛び移ったティーダたちは、遥か上空から、それを見下ろしていた。
終
