6話 傷痕
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控えの間に姿を現したティーダに、ワッカが驚きの声を上げる。
「オイオイオイ!」
慌てて、ティーダの元に飛んできた。
「ドナと筋肉男が無理やりさぁ~」
言い訳をするティーダを、ルールーも咎める。
「理由はどうあれ、罰を受けるのはユウナよ」
「罰って、どんな?」
「最悪、寺院立入禁止もあり得る。まぁ、今それを話しても仕方ない。とりあえず、ユウナを待とう」
ティーダの乱入騒動も治まり、また、静寂が訪れた。
それを壊さぬように、ティーダは口を開いた。
「ビサイドもそうだったけど、この中、何があるんだ?」
「祈り子様がいらっしゃる」
「祈り子様は、シンを倒すために自ら命を捧げた人たちよ。
エボンのワザで、生きながらにして魂を肉体から取り出されて…」
ルールーの説明に、ティーダは首を傾げるばかりだ。
「祈り子像に封じられて、永遠の時を生きる…
祈り子様の魂は、召喚士の祈りに招かれて姿を現す。それが…召喚獣よ」
「ユウナは、中で何をしてるんだ?」
「必死に祈ってるんだ。シンを倒す力を、貸してくれってな」
ワッカは祈り子の間に目をやり、少し心配そうな表情をした。
「ここから先は、召喚士だけの聖なる場所よ」
「ガードも、入っちゃっだめなのか?」
「掟だ」
その一言は、全てを拒絶する響きがあった。
不思議に、寺院で聴こえていた唄は、子供の頃から知っている唄だった。ザナルカンドとスピラがどこかで繋がっている証拠…そう思った。
祈り子の間からユウナが出てきて、寺院を後にした。
寺院の前の広場で、島の人たちに囲まれたユウナを見て、ザナルカンドのことを思い出した。
『帰りたい』
その気持ちで、胸がいっぱいになった。
ユウナがティーダの様子に気付き、近づいた。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃ・・ないかも」
子どものように答えるティーダに、重ねて問う。
「どうしたい?」
「・・叫びたい、かも」
そう言うやいなや、ティーダは叫んだ。
「わーーーっ!!!」
みんなが驚いて、ティーダを振り返った。
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