40話 夜明け
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もし
人として形あるものが、肉体だけじゃなく
魂も、形あるものだとしたら
朽ちていく体と 永久にある魂
どちらも欲しいと願うのは 我が儘だろうか
貴方と過ごした刻は
濃密なものだけれど、余りにも短くて
この世の
きっと、貴方は逝ってしまう
あとを追うことも、きっと許してくれない
俺が守るって言ったのに
そばにいろって言ったのに
愛してるって 言ったのに
だから私は
泣いて 泣いて 涙が枯れるまで泣こうとしたのに
それは枯れることなく、私の眼からこぼれ落ちた。
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