6話 傷痕
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ユウナは、遺体をおさめた棺が沈んだ海の上を、おごそかに進んだ。
かがり火が揺れる中、静かに舞いはじめる。
ユウナの舞いに導かれ、魂が肉体から解き放たれ、空へ舞い上がる。
それに伴い、肉体も幻光虫に変化し、青白い光を放ちながら、ユウナの廻りに螺旋を描く。
螺旋を描きながら消えていく幻光虫は、
その想いを
未練を
悲しみを
ユウナに告げる。
ユウナは、その想いを全て心で感じ、彼らを異界へ送った。
オレンジ色のかがり火が、幻光虫の青で染まった。
ティーダは、ただ美しくも哀しい舞いに、魅入った。
「召喚士って、大変だな」
ティーダの呟きに、ルールーが答える。
「ユウナは、それを自分で選んだの。何もかも覚悟の上のこと。
私たちに出来るのは、あのこを見守ることだけよ。最後の時までね」
「・・最後の時?」
ルールーは、それに答えず黙った。
不安を感じとったティーダは、声を荒げた。
「最後って、なに!?」
仕方ないと、ルールーは口を開く。
「シンを、倒す時までよ」
そう言うと、ティーダのそばを離れた。
ティーダはまだ納得出来ない様子で、かぶりを振った。
ルールーは、異界送りの済んだユウナに近寄った。
ユウナはルールーに抱きついた。
「私、うまく出来たかな?」
ルールーは優しく頭を撫でた。
「初めてにしては上出来。きっと、みんな異界へ逝けたわ。でも、次は泣かないようにね」
「うん・・」
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