5話 旅立ち
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優しく、木々の葉が揺れていた。
夕凪の静かな海。
母は、生まれて間もない赤子をあやし、子供たちはブリッツボールで遊ぶ。
女たちは夕餉の支度に忙しく、男たちは、明日の漁の準備に余念がなかった。
今日もいつものように、退屈なくらい平凡に、一日が終わる筈だった。
一瞬だった
人も
家も
木も
大地も
舞い上がり きえた
全てが
あとには美しい夕陽と、静かな海だけが残った。
ザナルカンドでシンに襲われて、気がついたらスピラにいた。
だから、もう一度シンに会えたら、家に帰れるって期待してた。
なんて、甘いことを考えていたんだろう。
燃えるように、赤い夕陽の下…
ポルト・キーリカの惨状を前に、俺は思い知ったんだ。
ここは、俺の知らない世界で、そう簡単には帰れない。
これが、逃れようのない現実だと、やっとわかった。
「わたし、シンを倒します。必ず倒します!」
変わり果てたキーリカを前に、ユウナは誓いを新たにした。
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