4話 青天
夢小説設定
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村が近づいてきたのだろうか、前から若い男のふたりづれが近づいてきた。
「あんたが海から来た人か?」
親しそうに話し掛けて来た。
「小さな村だからな、すぐ広まるのさ」
「せっかくシンに近づいて助かったんだ、魔物に気をつけろよ」
そう言って走り去った。
「誰?」
「討伐隊のルッツとガッタ」
「トウバツタイ?」
「討伐隊ってのはシンと戦うための組織だろ。そんなことも忘れたのか?」
ワッカの言葉に思わずうなだれた。
「悪かった、責めるつもりじゃなかったんだ。気にすんな。オレが面倒みてやるからさ」
そう言うと、ワッカはティーダを後ろから羽交い締めにした。
「なんだよ!ワッカ!」
「その代わり、お願いがあるんだけどな~」
「あんたのチームに入れってんだろ!」
暴れながらティーダは答えた。
わかってんなと思いつつ、事情を説明する。
「もうすぐブリッツの大会がある。スピラ中のチームが集まるデカいやつだ!だから、おまえの事を知ってる奴らもきっと来る。そしたら元の生活に戻れるだろ?どうだ?」
それしかないと思った。
それにブリッツが出来るのが嬉しかった。
「いいよ」
俺は承諾した。
「あんがとよ~!」
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