23話 湖底の大地
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アーロンとアヤの傍から離れ、ワッカとルールーの様子を見る。
「老師を殺めた反逆者・・か」
呟いたルールーの横で、ワッカがため息をついた。
「そんなに落ち込むなよ。悪いのは、シーモアだろ」
ティーダの慰めに、ワッカはイライラと言い返す。
「どっちが悪いかなんて、関係ねえんだよ」
頭を抱えて、ワッカは苦悶する。
「俺はずっと、エボンの教えを守って暮らして来た。それなのに、今じゃ反逆者だぞ!」
抑え切れない怒りに、腕を振り回す。
「どうしてこんな事になっちまったんだ、くっそぉーー」
握り拳を作り、怒りの矛先をリュックに向ける。
ユウナの傍にいる、彼女を睨みつけた。
「リュックは、関係ないぞ」
拳を下ろすと、次にアヤに一瞥をくれる。
「アヤさん、なんであんなもん持ってんだよ」
俯いた眼に、非難の色を浮かべ、呟く。
「じゃあ、あのままユウナが殺されてもよかったって言うのか!?」
こんな事態でも、教えを守る事を優先する発言に、思わず声を荒げる。
「ーー俺の気持ちなんて、わかんねえよ」
ティーダはそれには答えずに、ふたりの傍を離れた。
まだ気を失っている、ユウナの傍へ行く。
寺院での出来事など、キマリは気にも止めていない様子だ。
キマリにとって、ユウナを護る為には、掟など無いに等しいのかもしれない。
「ユウナんは大丈夫だよ。ちゃんと息、してるしね」
心配そうに顔を覗き込むティーダに、リュックが静かに声を掛ける。
「ユウナは、すぐ目覚める。キマリにはわかる」
続けてキマリも、声を落として言った。
ふたりの言葉に、ティーダは漸く安堵する。
「みんなは?」
気がねして、直接話し掛ける事が出来ないリュックは、ティーダに訊ねる。
ティーダは、ワッカの方を見ながらリュックに皆の様子を話した。
「ワッカとルールーは、見たとおりキツそうだなアヤはーー」
アヤは、手頃な残骸に座り、休んでいる。
傍に居るアーロンは、黙ってはいるが、ふたりを取りまく空気は柔らかかった。
「大丈夫そう、かな。アーロンついてるし」
「そうだね」
リュックは、少しだけ羨ましそうな顔をした。
アヤは、銃を隠す必要がないのか、上着の前を開けていた。
上着の下には、白いタンクトップを着ている。
少し大きめに開いた襟ぐりから、綺麗な鎖骨がのぞく。
タンクトップは程良くフィットして、体のラインがよくわかった。
銃を隠す為の、大きめな上着のせいでわからなかったが、アヤは着痩せするタイプらしい。
「なんか、かっこいいよね。オトナって感じだし」
リュックは、アヤに魅入っていた。
ユウナや自分とは違う、大人の女性としての魅力に溢れている。
ティーダが納得して頷く。
「うん」
「ま、あたしもあと、5、6年てとこかな」
リュックは、手で体のラインを描いた。胸の大きさが、随分、違っている。
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