17話 幻光の中の真実
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「リュック!無事だったんだな!?元気だったか?!」
リュックは地面に手をつき、下を向いたまま首を振った。
「ぜんっぜん」
ティーダはしゃがみこんで、リュックの顔を覗き込む。
「顔色悪いな。なんかあったのか?」
「君にやられたの」
「うわっ」
リュックに急に指をさされ、ティーダはのけぞり尻餅をついた。
「へ?あっ!さっきの機械!あれ操縦してたのリュックか!」
「そ」
立ち上がったティーダに、リュックも立ち上がり頭を押さえる。
「めちゃめちゃ痛かった。ヒドイよね、もぉ・・」
わざとらしい科(しな)を作るリュックに、ティーダは焦って反論する。
「でもさぁ!そっちが襲って来たんだろ」
「ちっが~う!ふっかい事情があるんだよ」
「どんな事情だよ」
「お~い!」
ふたりが言い争っている後ろから、ワッカの声が聞こえた。
ユウナが、やっと解放されたらしい。
ワッカは、リュックに目を留めると、ティーダに訊ねる。
「知り合いか?」
「えっとまぁ、そんな感じ」
おまえも隅に置けねえなと、顔に書いてある。
「どーも。リュックでーす!」
「ほら、ユウナとルールーには、ルカで話したよな。ビサイドに流れつく前に、俺が世話んなった。あ~あれーーさ」
無邪気に挨拶をするリュックに、ティーダは慌てて説明する。
「あ」
「あぁーー」
ユウナとルールーは、ティーダの言わんとしたことを察し、顔を見合わせた。
「そりゃおまえ、恩人だろ。会えて良かったな。全く、エボンの賜物だ」
ワッカがエボンの祈りをするのを、リュックは頬を掻きながら見ていた。
「で、リュック?倒れてたみたいだけど、ケガないか?」
「ワッカ、ちょっと待って」
ルールーが、割って入る。
「ちょっと、話したいんだけど」
「おぉ、話せよ」
リュックは、ユウナの隣りに行くと
「女子だけで、話し合いで~す。男子は待ってて下さい」
「そうね、そうしましょう。アヤさんも一緒に」
ルールーが賛成すると、四人は足早に歩いて行った。
それを見送りながら、ワッカも提案する。
「俺らも、男子だけで話し合うか?」
「何を?」
「だからまぁ、色々?」
「なんだよそれ」
ティーダは、ガックリと肩を落とした。
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