13話 スタンバイ
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「普段の言葉でどうぞ」
「ええと、エボンの教えに反する作戦を、止めないとマズくないっすか!」
「確かにーーそうですね」
シーモアは、考える素振りを見せたが
「しかしーー討伐隊もアルベド族も、スピラの平和を真剣に願っています。
彼らの純粋な願いがひとつになって、ミヘンセッションが実現するのです。
エボンの教えに反すると言えど、彼らの志は純粋です。
エボンの老師としてではなく、シーモア〓グアド個人として、私は支援を惜しまないつもりです」
「でも、アルベドの機械はマズいっすよ」
「見なかったことにしましょう」
納得しないワッカに、少しおどけて言う。
「老師様がそんなこと言ったら、みんなに示しがつかないっすよ!」
訴えを取り合おうとしないシーモアに、ワッカは苛立ちを見せた。
「では、聞かなかったことに」
「マジっすか!」
最後まではぐらかすと、シーモアは立ち去った。
ユウナたちが、どうしたものかと立ちすくんでいると、兵士が一人近寄って来た。
「ユウナ様とガードさんたちですね。作戦司令部へどうぞ。シーモア老師がユウナ様もぜひにとのことです」
ユウナがアーロンの指示を仰ぐと、アーロンは無言で頷いた。
司令部へ向かって歩き出すと、アヤがワッカに耳打ちした。
「この作戦はね、どうあっても決行されるのよ」
ワッカは、黙って唇をギュッと結んだ。
司令部へ行くために、街道の谷間をひたすら登っていると、ミヘン街道で会ったルチルが道案内についた。道すがら、ルチルは
「老師様、召喚士様、伝説のガードのお二方がいらして、隊員たちの士気も上がっております。
無論、わたくしも同様です。ありがとうございます」
ルチルに礼を言われても、このタイミングで通りかかったのは偶然である。
何と返せばいいかユウナは困ってしまい、結局何も言えなかった。
キノコ岩街道の谷間を登りきり、断崖にたどり着いた。
そこで、先ほど見かけたルッツとガッタが、いい争っている。
「何で先輩だけですか!俺も、前戦で戦わせてくださいよ!」
「上の決定だ。さっさと配置につけ」
食い下がるガッタを追い払うように、ルッツは命令した。
ガッタは悔しさに、顔を歪めて走り去った。
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