13話 スタンバイ
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キノコ岩街道に、討伐隊が集合していた。
「シーモア=グアド老師ご来臨!」
シーモアは、緊張の面持ちで、自分を迎える討伐隊員たちの前に進んだ。
「スピラ各地より集いし勇敢なる討伐隊諸君。
己の選んだ道を信じ、存分に戦うがよい。
君たちの勇戦、エボンの老師このシーモアが、しかと見届けよう」
「はっ!」
隊員たちは敬礼した。
「どういうことだあれ。どうして、シーモア老師は討伐隊を応援するんだ?
アルベドの機械を使う作戦だぞ?教えに反する作戦だぞ?」
目の前の光景に、ワッカは怒る。
散っていく討伐隊員たちの背中を見送りながら、ユウナが強い口調で反論した。
「教えに背いてはいるけど、みんなの気持ちは本当だと思うな。
シーモア様も、そう思っていらっしゃったんだよ」
納得出来ないワッカは、ルールーに話を振った。
「おい、ルー!」
「ただの視察じゃない?」
「そうだと、いいわね」
ルールーの無難な答えを、アヤが打ち壊す。
アヤまで加わった問答に、呆れたアーロンが終止符を打つ。
「ここで議論しても始まらない。本人に聞くんだな」
討伐隊員が持ち場へ戻ると、シーモアは此方へ歩いてきた。
真っ直ぐに、ユウナの元へ行きかけたが、アーロンに目を留める。
「アーロン殿、またお会い出来て光栄です。
ぜひお話を聴かせてください。この10年のことなどーー」
「俺は、ユウナのガードだ。そんな時間はない」
「それは残念です・・10年前、アヤ殿をお助けした時の話なども、したかったのですが」
薄笑いを浮かべるシーモアに、アーロンは嫌悪の色を隠さない。
「シーモア老師、そんな昔の話は、どうでもいいでしょう」
アヤの制止を無視して、シーモアはユウナに声を掛ける。
「ユウナ殿。伝説のガードが、ふたりもついておられるとはーー心強いですね」
「は、はい」
三人のやり取りに、ユウナは緊張していた。
そこへ、緊張感の欠片もない声が割り込む。
「あの~シーモア様はなぜに、此処にいらっしゃられマスのでしょうか?」
ワッカの卑屈な敬語に、ルールーは頭痛がした。
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