13話 スタンバイ
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夕方近くになって、やっと、ミヘン街道の終点にたどり着いた。
次のキノコ岩街道との境に、見覚えのある後ろ姿を見つけた。
「ビサイドから、ルッツとガッタです」
「遠いところをご苦労だったな」
「こいつが、最後の囮です」
街道を封鎖している討伐隊の兵士に、荷車の中身を確認させていた。
ガッタがティーダに気付き、手を降る。
「試合観たぞ!今度会ったらブリッツ教えてくれよな!」
手を振り返すティーダに、ルッツも手を降る。
「ちょっと行って、シンを倒してくるから待ってろよ!!」
そのまま荷車と一緒に、キノコ岩街道に消えて行った。
後を追うようにユウナたちが近づくと、今度は、聞き覚えのある声が聞こえて来た。
「なんか、思い出したくない声が…」
ティーダの呟きに、アーロンとアヤ以外は、嫌な顔をした。
キーリカ寺院で会った、ドナとガードだった。
「何度も言わせないでちょうだい。私はね、召喚士なのよ」
高飛車な態度にも、兵士は怯むことなく、同じ言葉を繰り返す。
「申し訳ありませんが、どうかご理解ください」
「召喚士の旅を邪魔するなんて、何考えてるわけ?」
後ろに立っている、ガードのバルテロも頷く。
「申し訳ありません」
「あら、あなたたちーー見ての通り、召喚士でも通行止めよ。結局、最後は召喚士に頼ることになるのに。全然わかってないんだから」
ドナは忌々しく言うと、いま来た道を戻って行った。
ユウナたちも兵士に近づく。
それに気付いた兵士が、行く手を阻んだ。
「この先のキノコ岩街道で、討伐隊による作戦が展開されます。
大変申し訳ありませんが、どなたもお通し出来ません」
ドナの時と、同じ言葉を繰り返す。
「どうしても、ダメですか?」
ユウナの頼みに、もうひとりの兵士がすまなそうに言う。
「あんたたち、召喚士様とガードだろ?迷惑掛けてすまないな」
文句を言おうとしたティーダを、アヤが止める。
「他の方法を考えましょう」
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