13話 スタンバイ
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チョコボイーターを倒し、一行は北に向かって歩いていた。
昼を回った頃に、適当な場所で休憩をとる。
簡単な携帯食をとり、食休みをしている間に、ユウナがアヤの髪を切り揃えていた。
みんなから、少し離れているふたりを眺めながら、ルールーがワッカに話し掛けた。
「ベベルにいた頃のユウナとアヤさんて、あんなだったのかしらね…」
「ん?うんーーそうだな。なんかさ、姉妹みたいだな」
ふたりの会話に、ティーダが割り込む。
「なぁなぁ。ユウナって、ビサイドにずっといたんじゃないのか?」
「違うわ。ブラスカ様のナギ節が始まった時に、島に来たの。キマリと一緒にね」
ワッカは、その当時を思い出すように言った。
「島に来た頃のユウナは、礼儀正しくていつもニコニコしててな。
島の年寄り連中は、さすがは大召喚士ブラスカ様のご息女!って、喜んださ」
「でもーー」
ルールーが、少し悲しそうな顔で続けた。
「あの頃のユウナは、無理して笑ってたんだと思う」
「なんで、そう思うッスか?」
ティーダが、ワッカとルールーの間に座る。
「ひとりで居るとね、悲しい顔してたのよ。でも、誰かがそばにいくとすぐに笑ってね」
「いつだったか、急にキマリに駄々こねてな。『アヤさんに会いたい』て。
んで、キマリに、わざわざベベルに行ってもらったんさ」
「アヤ、会いに来てくれたんだろ?」
ワッカは首を振った。
「なんで・・」
「わからん。でもその時、ユウナがはじめて泣いてな」
三人は、ユウナの笑顔を見た。
「うん。どんなに慰めても泣き止まなくてね。あの時は、見ていて辛かったわ」
「ふ~ん、ユウナがねぇーー淋しかったんスかね。」
「そうね」
キマリは、黙ってふたりを見ていた。
アヤとユウナが戻って来た。
不揃いだったアヤの髪は、きれいに揃っている。
「お待たせしました」
アヤが微笑んだ。
隣で笑うユウナに、ワッカも目を細める。
「そいじゃ、行きますか!」
膝に手を当て、勢い良く立ち上がった。
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