第6章 新たな始まり
「…ライル!さあ、行きましょう?スフレが待ってるわ」
「…エレンってば、よっぽどスフレからの手紙が嬉しかったんだね」
『……大丈夫。会いたいのはエレンだけじゃないわ。スフレもきっとエレンに会いたくてそわそわしているはず』
ライルはエレン達が自分の背に乗った事を確認した後、宙に飛びた立った。
どんどん小さくなって見えるパーム国の街並み。
……と、同時に当時は隠れながら魔女の抜け道まで行ったのを思い出したエレンは、思わず苦笑した。
そして、この先にあるパシェ国へと目を向けた。
今日は、シムズ国王にも挨拶をしようと考えていたからだ。
スフレに早く会いたいのと、やっと会いにいける喜びで胸が一杯になるのを抑えつつ、きっと今日は、素晴らしく、素敵な日になる。
雲一つとない、柔らかく温かな日差しは、平和になった世界を祝福するかのように……。
幸せな未来を予感し、プリズムのように輝いていた………。
完。
「…エレンってば、よっぽどスフレからの手紙が嬉しかったんだね」
『……大丈夫。会いたいのはエレンだけじゃないわ。スフレもきっとエレンに会いたくてそわそわしているはず』
ライルはエレン達が自分の背に乗った事を確認した後、宙に飛びた立った。
どんどん小さくなって見えるパーム国の街並み。
……と、同時に当時は隠れながら魔女の抜け道まで行ったのを思い出したエレンは、思わず苦笑した。
そして、この先にあるパシェ国へと目を向けた。
今日は、シムズ国王にも挨拶をしようと考えていたからだ。
スフレに早く会いたいのと、やっと会いにいける喜びで胸が一杯になるのを抑えつつ、きっと今日は、素晴らしく、素敵な日になる。
雲一つとない、柔らかく温かな日差しは、平和になった世界を祝福するかのように……。
幸せな未来を予感し、プリズムのように輝いていた………。
完。