始まりは突然に
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「ねぇ、次回のイベントひなの推しじゃん!」
『そうなの!だから、仕事頑張って課金しないと』
これは、誰だろう。
彼女たちは、目をキラキラさせながら一生懸命スマホを見ている。
「頑張るのもいいけど、たまには休みなよ?今だって残業ばっかりなんでしょ?」
『そうだけど……一人前になるには、ちゃんと練習しなきゃだから』
私、知ってる……
毎日毎日、遅くまで先輩に見てもらって練習してた。
合格もらって入客して、これから頑張ろうって思ってた。
でも………
『あぶない!!』
小さな子供を助けた代わりに、自分の人生が終わったんだ。
推しのイベント、やりたかったななんて最後まで思ってた気がするな……。
これは、前世の記憶ってやつなのかな……。