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ぷらいべったーログ(ハレ高)


ハレ高へのお題は『夢の君は、笑っていたのに』です。

廊下を歩くときは、大体いつも眉根を寄せて口を歪めている。
総帥の前では、わざとらしく口角を上げて目を細めている。
肝心の俺の前では、澄ました顔で煙草など咥えていた。言葉を交わそうものなら、理解できないと言わんばかりに眉を釣り上げる。
ーーそんな顔を見に来たわけじゃねぇんだけどな。
呟けば、眉間のシワが益々深くなる。だからそうじゃねぇっての。
笑ってくれ。その一言が言えない。
あの唇が、「笑顔など忘れた」と呟く未来が見えてしまっているから。

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