悠久の時を生きる
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探索機でカーズを回収して地球へと戻ってきた日。
夢主、エシディシ、ワムウ、サンタナは探索機が着水した所まで船で来ていた。研究員達が海からポットを回収する光景をじっと見ている。船に引き揚げられたポットを開けて中を確認すると石化したカーズが入っていた。
「カーズ!!」
「生きてる?」
呼び掛けても反応は無く仕方なくSPW財団の研究所まで連れて帰る。研究所でカーズは色々な検査をされていた。結果は生きている事は生きているが鉱物と生物の間の存在になっているとの事だった。
「カーズ復活出来るかな?」
「まぁゆっくり待てば良いさ、時間はある」
「そうだね」
夢主は毎日研究所に通い続けた。カーズが目覚める時に1人ぼっちじゃ無いように、寂しくないようにと考えたからだ。1年、2年が経った頃、その日も変わらず研究所で夢主はカーズを見つめていた。
するとカーズの石化した身体にヒビが入った。ヒビは広がっていき身体の半分が崩れる。その中には血色の良い肌が見えた。
「カーズ、聞こえる?! 夢主だよ~」
「…」
石化していた部分が変化していきカーズの身体が出来上がっていく。
「カーズ!!」
「…夢主か?」
「そうだよ」
「ここは、何処だ…?」
「地球だよ。スピードワゴンっていう人間がカーズを宇宙から連れ戻すのに協力してくれたんだ」
「…人間に救われたか。ジョジョは何処だ?」
「教えない。ジョセフを殺すのは私が許さない」
その日の内にカーズを自宅へと連れて帰りエシディシ、ワムウ、サンタナに会わせた。
「久しぶりだなぁカーズ」
「カーズ様…」
「…」
「お前達、久しぶりだな。今さら顔を見れるなんて思わなかったぞ」
お互いに再会を喜び合ったのだった。