悠久の時を生きる
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古代の円形闘技場での戦い。ジョセフが勝ち、ワムウが敗北した。ワムウの身体を波紋傷が広がっていく。
「ワムウ…」
ジョセフはワムウに止めを刺さなかった。
夢主はワムウの頭を持ち、無意識にジョセフに向かって頭を下げた。この行為は無意識だった。
「リベルテ」
ワムウの傷を回復させる。
「ワムウにとってはこのまま死ぬ方が良いよね。でもね、今は私のわがままを聞いて」
「夢主様…」
「お願い」
吸血鬼達がジョセフに向かって来るのを見たワムウはリベルテを抜けて角で貫き殺した。次の戦いはカーズとリサリサだ。
「ワムウッ、奴は戦闘者としてあまりにも純粋過ぎた…それが弱さに繋がったのだ!」
「なんて事を…」
夢主はカーズの言葉を理解出来なかった。昔からカーズはこんな性格だっただろうか、そう考えては違うと思った。今のカーズは目の前に、手に入る範囲にエイジャの赤石があるから焦っているのだ。“太陽を克服”するという願いに心が蝕まれているのだ。夢主はそう感じた。もうカーズには夢主の言葉は届かない所まで来たのだ。
「ワムウはここで大人しく回復しておいてね。私はカーズを救わなきゃいけないから…行くね」
立体的な戦闘場にカーズとリサリサは登った。だがカーズはリサリサを騙して攻撃をしあろうことかリサリサの足に紐を通す。ジョセフは怒った。吸血鬼達がジョセフに襲いかかるがシュトロハイムとスピードワゴンが来て小型化に成功した紫外線照射装置を吸血鬼たちに向け灰になった。
「俺と騙し比べで勝負するのは10年早いぜッカーズ!!」
ジョセフが波紋をカーズに向けて放つ。
波紋攻撃を受けたカーズは落ちて地面の結晶石の棘に刺さった。
「遂にやったぞ!」
シュトロハイムが紫外線増幅装置を使いカーズに向けて照射した。これで人間は勝ったと思った。だがカーズはエイジャの赤石を着けた石仮面を被っていたのだ。
エイジャの赤石が、石仮面が凄まじい光を放った。
静寂が訪れる。
カーズの夢は叶ったのだ。
太陽を背にしてカーズは立っていた。
夢主はすぐさま影に隠れたが、このままでは消滅してしまう。太陽から逃げるように走ってワムウの頭を拾い上げ円形闘技場の暗い場所へと逃げ込んだ。
「ぎりぎりだったね、ワムウ…」
「…カーズ様は願いを叶えたのですね」
「そうだね。でも昔のカーズでは無くなってしまった」
カーズとの死闘を繰り広げていたジョセフは地球の力を借りてカーズを宇宙へと放り出す事に成功した。
夢主、サンタナ、エシディシ、ワムウはジョセフ達と和解してこれからは人間を食糧にする事はないと約束した。それから人間の代わりになる食糧をSPW財団が開発してくれたのだ。
ジョセフ達に別れを告げて夢主達は旅に出たのだった。
「ワムウ…」
ジョセフはワムウに止めを刺さなかった。
夢主はワムウの頭を持ち、無意識にジョセフに向かって頭を下げた。この行為は無意識だった。
「リベルテ」
ワムウの傷を回復させる。
「ワムウにとってはこのまま死ぬ方が良いよね。でもね、今は私のわがままを聞いて」
「夢主様…」
「お願い」
吸血鬼達がジョセフに向かって来るのを見たワムウはリベルテを抜けて角で貫き殺した。次の戦いはカーズとリサリサだ。
「ワムウッ、奴は戦闘者としてあまりにも純粋過ぎた…それが弱さに繋がったのだ!」
「なんて事を…」
夢主はカーズの言葉を理解出来なかった。昔からカーズはこんな性格だっただろうか、そう考えては違うと思った。今のカーズは目の前に、手に入る範囲にエイジャの赤石があるから焦っているのだ。“太陽を克服”するという願いに心が蝕まれているのだ。夢主はそう感じた。もうカーズには夢主の言葉は届かない所まで来たのだ。
「ワムウはここで大人しく回復しておいてね。私はカーズを救わなきゃいけないから…行くね」
立体的な戦闘場にカーズとリサリサは登った。だがカーズはリサリサを騙して攻撃をしあろうことかリサリサの足に紐を通す。ジョセフは怒った。吸血鬼達がジョセフに襲いかかるがシュトロハイムとスピードワゴンが来て小型化に成功した紫外線照射装置を吸血鬼たちに向け灰になった。
「俺と騙し比べで勝負するのは10年早いぜッカーズ!!」
ジョセフが波紋をカーズに向けて放つ。
波紋攻撃を受けたカーズは落ちて地面の結晶石の棘に刺さった。
「遂にやったぞ!」
シュトロハイムが紫外線増幅装置を使いカーズに向けて照射した。これで人間は勝ったと思った。だがカーズはエイジャの赤石を着けた石仮面を被っていたのだ。
エイジャの赤石が、石仮面が凄まじい光を放った。
静寂が訪れる。
カーズの夢は叶ったのだ。
太陽を背にしてカーズは立っていた。
夢主はすぐさま影に隠れたが、このままでは消滅してしまう。太陽から逃げるように走ってワムウの頭を拾い上げ円形闘技場の暗い場所へと逃げ込んだ。
「ぎりぎりだったね、ワムウ…」
「…カーズ様は願いを叶えたのですね」
「そうだね。でも昔のカーズでは無くなってしまった」
カーズとの死闘を繰り広げていたジョセフは地球の力を借りてカーズを宇宙へと放り出す事に成功した。
夢主、サンタナ、エシディシ、ワムウはジョセフ達と和解してこれからは人間を食糧にする事はないと約束した。それから人間の代わりになる食糧をSPW財団が開発してくれたのだ。
ジョセフ達に別れを告げて夢主達は旅に出たのだった。