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悠久の時を生きる

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 海を渡り西の大陸に着いたカーズ達は波紋使いの戦士達と戦いの日々を送っていた。その中でここから西の国のローマに完璧な赤石を持っている王がいるとの情報を手に入れた。だが波紋の戦士はカーズ達の行く手を阻む。

 「毎日、毎日、飽きもせず俺達に突っ掛かってくるもんだなぁ」
 「仕方ないよ。人間の敵だもん…」
 「…はぁ」

 高い山の頂上にある波紋戦士の根城を襲撃したカーズ達は容赦なく戦士達を皆殺しにした。ワムウは少し納得がいってない様子だがカーズの指示ならば仕方がない。
 夢主はそれを見ながら考えていた。人間として年老いてゆき、自分の意思で石仮面を被り吸血鬼になる事を選んだ時から夢主は人間の敵なのだ。だが未だに人間の血を食料にした事はなかった、と言っても吸血鬼には変わりがない事だが。

 この国の波紋戦士を徹底的に探しだし全滅させてから手に入れた赤石の情報を頼りに西に向かう。船や歩き、馬などを使って移動して3年の時が経った。
 ローマに着くと夢主は人間の進化に驚いた。大きな船や港があり水道、用水路が完備された街には沢山の人々が生活をしている。その光景を見て感動を覚えた、夢主が未来で歴史の授業を受けて習った事が目の前に広がっている事に。

 カーズ達はローマ皇帝が持っているとされるスーパー・エイジャを狙う。だが行く手を阻む者が現れた。波紋の戦士達である。

 「お前達にはスーパー・エイジャを渡すわけにはいかない!!」
 「我々の仲間の仇を討ってやる」
 「仲間の死を無駄にはしない!」

 そう波紋の戦士達は言ってカーズ達に戦いを挑んだが全て返り討ちにした。カーズは波紋使いを危険だと見なして幼い子供まで手にかける。
 夢主はこのままじゃいけないと考えて波紋戦士の子供を匿い逃がそうとした。

 「ここにいては殺されてしまう。今は家族や仲間の仇を忘れて逃げて」

 幼い2人の子供は怯えながらも夢主の言う事を聞いて逃げた。その後、子供達がどうなったのかは夢主は知らない。

 「我々の休眠期が近づいてきた。この地で眠ろう」
 「そうだな。夢主はどうするんだ?」
 「カーズ達が眠っている間はどこかで隠れて暮らすよ。1人になっちゃうけどね…」
 
 寂しそうに言った夢主の頭をエシディシは撫でる。

 カーズ達が眠る場所に決めたのはコロッセオ、円形闘技場の地下だった。誰にも邪魔をされない静かな場所だ。夢主は3人に「おやすみなさい」と告げて1人旅に出たのであった。
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