紺碧の棺
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海に潜り始めた蘭たち。
理彩の腕はハンカチで止血してあるもののいつ鮫がやって来るか分からず理彩は蘭に支えられながら震えていた。
海中の海底宮殿にやって来た。
そしてハンター二人と理彩の血の匂いに誘われて鮫が何匹もやって来た。
『ううう‼』
「(理彩‼)」
すると松本が蘭に支えられていた理彩の頭を強引に掴みボンベに繋がっていたエアーホースを引っ張った。
『ぷはー⁉』
そして鮫が集まっている方に理彩を突き飛ばした。
松本は鮫たちをここで足止めさせる囮に理彩を使ったのだ。
『っ⁉』
突然のことに驚く理彩。
だが背後の鮫の気配に気づき慌てて必死に泳いで逃げる理彩。
それを見た蘭は理彩を助けに向かった。
そして理彩を助けてエアーを理彩に装着させる。
『(ヒューヒュー…はぁはぁ…ヒューヒュー)』
慌てて呼吸を整えようとする理彩。
蘭は理彩を連れて鮫をかわしながらハンターたちを追う。
明かりが見えた。
バシャッ
「はぁはぁ」
『ぷはー!はぁはぁはぁはぁ』
そこは息ができる場所だった。
「これはこれは…
よく生き残ったもんだ」
「あなたたち!よくも理彩を鮫の囮に‼」
「利用できるもんは何でも使う主義なんでな」
「酷いっ」
そこにいたのはハンターたちだった。
「それよりそこの明かりを持って着いてきな
道分からねぇだろ
二人してそのままそこで野垂れ死にたいなら話は別だがな」
「行こう理彩」
『ヒューヒューっ』
ハンターたちに着いていくしかないようだ。
『ヒューヒューっ』
「理彩!大丈夫だから!呼吸を落ち着かせて!
余計苦しくなっちゃう」
蘭はまだ呼吸が荒い理彩を励まし呼吸を落ち着かせるように促す。
「船にはいないようだな」
その頃知らせを聞いて船に乗り込んだ小五郎や目暮や松田たちは誰も乗っていない船を見つけた。
そこには血が付着していた。
「まさか…蘭たちを⁉」
「いや、わざわざここまで連れて来たんだ
それはないだろう」
「しかし警部殿!」
「昨夜、松本たちはライフルで撃たれて怪我をしている」
「潜れば確実に血の匂いに誘われて鮫が集まって来ますね
松本たちは恐らく理彩さんと蘭さんを囮に使うつもりでここまで連れて来たのでしょう
この血が理彩さんか蘭さんのどちらの物かは分かりませんが、彼女たちを傷つけ血に誘われてやって来る鮫の囮に使うつもりでしょう」
「何だと⁉蘭たちを囮に⁉」
「考えたくねぇが、この状況だとそれが濃厚だ」
「そんな…」
「心配事はあるがな」
「理彩さんですね」
「あぁ…血が苦手な理彩はいつもみてぇに過呼吸を起こしているはずだ
そばで姉がいたとしても、どれだけ理彩が正気でいれるかは分からねぇ」
「なっ‼蘭!理彩!」
小五郎は今にも海へ飛び込みそうだ。
「毛利さん!落ち着いて下さい‼」
「離せ高木!」
「無理ですよ」
高木が必死に小五郎を止める。
「うるせぇんだよ」
ドカン
「うっ」
松田は小五郎の腹に一撃を加え気絶させる。
「手加減なしですか松田君」
「うるせぇから黙らせただけだ」
「そうですか」
「(今すぐ飛び込みたいのは俺だって一緒だぜ毛利探偵
だが今はどうすることもできねぇんだよ
何とかして助けに向かうからな理彩
無事でいてくれ)」
だが、その後天候が悪くなり引き返すしかなかった。
『!(誰かに名前を呼ばれた気が?)』
「おら、さっさと歩け」
『…っ…
(本当怖いよ…トレジャーハンターのこの人たち…
特にこの太めな人とか…声が陣平さんに…そっくりすぎるから…)』
「これは⁉」
理彩たちの目の前にはドクロの絵が描かれた壁があった。
少し進むと扉が現れた。
『いやー‼が、骸骨が‼』
地面には骸骨がたくさんあった。
「ここまでは何度も来ているんだ
だが、この扉を開けるにはこいつが必要なのさ」
松本はカバンからカットラスとピストルを取り出す。
「それは?」
「アンとメアリーの武器さ
この島で発見され観光館で展示されていたお宝さ」
『もしかして…盗んで…』
「当たり前だろ」
扉には確かにカットラスとピストルの窪みがある。
「さてと」
松本は早速窪みにそれぞれをはめ込む。
「お前、開けろ」
『えっわ、私⁉』
「私がやるわ
理彩は明かりを持ってて」
『うん…』
蘭は扉に手をかける。
「ふん‼」
パシッ
「⁉」
『蘭!危ない‼』
蘭は避ける。
木の棒が壁に刺さる。
理彩の腕はハンカチで止血してあるもののいつ鮫がやって来るか分からず理彩は蘭に支えられながら震えていた。
海中の海底宮殿にやって来た。
そしてハンター二人と理彩の血の匂いに誘われて鮫が何匹もやって来た。
『ううう‼』
「(理彩‼)」
すると松本が蘭に支えられていた理彩の頭を強引に掴みボンベに繋がっていたエアーホースを引っ張った。
『ぷはー⁉』
そして鮫が集まっている方に理彩を突き飛ばした。
松本は鮫たちをここで足止めさせる囮に理彩を使ったのだ。
『っ⁉』
突然のことに驚く理彩。
だが背後の鮫の気配に気づき慌てて必死に泳いで逃げる理彩。
それを見た蘭は理彩を助けに向かった。
そして理彩を助けてエアーを理彩に装着させる。
『(ヒューヒュー…はぁはぁ…ヒューヒュー)』
慌てて呼吸を整えようとする理彩。
蘭は理彩を連れて鮫をかわしながらハンターたちを追う。
明かりが見えた。
バシャッ
「はぁはぁ」
『ぷはー!はぁはぁはぁはぁ』
そこは息ができる場所だった。
「これはこれは…
よく生き残ったもんだ」
「あなたたち!よくも理彩を鮫の囮に‼」
「利用できるもんは何でも使う主義なんでな」
「酷いっ」
そこにいたのはハンターたちだった。
「それよりそこの明かりを持って着いてきな
道分からねぇだろ
二人してそのままそこで野垂れ死にたいなら話は別だがな」
「行こう理彩」
『ヒューヒューっ』
ハンターたちに着いていくしかないようだ。
『ヒューヒューっ』
「理彩!大丈夫だから!呼吸を落ち着かせて!
余計苦しくなっちゃう」
蘭はまだ呼吸が荒い理彩を励まし呼吸を落ち着かせるように促す。
「船にはいないようだな」
その頃知らせを聞いて船に乗り込んだ小五郎や目暮や松田たちは誰も乗っていない船を見つけた。
そこには血が付着していた。
「まさか…蘭たちを⁉」
「いや、わざわざここまで連れて来たんだ
それはないだろう」
「しかし警部殿!」
「昨夜、松本たちはライフルで撃たれて怪我をしている」
「潜れば確実に血の匂いに誘われて鮫が集まって来ますね
松本たちは恐らく理彩さんと蘭さんを囮に使うつもりでここまで連れて来たのでしょう
この血が理彩さんか蘭さんのどちらの物かは分かりませんが、彼女たちを傷つけ血に誘われてやって来る鮫の囮に使うつもりでしょう」
「何だと⁉蘭たちを囮に⁉」
「考えたくねぇが、この状況だとそれが濃厚だ」
「そんな…」
「心配事はあるがな」
「理彩さんですね」
「あぁ…血が苦手な理彩はいつもみてぇに過呼吸を起こしているはずだ
そばで姉がいたとしても、どれだけ理彩が正気でいれるかは分からねぇ」
「なっ‼蘭!理彩!」
小五郎は今にも海へ飛び込みそうだ。
「毛利さん!落ち着いて下さい‼」
「離せ高木!」
「無理ですよ」
高木が必死に小五郎を止める。
「うるせぇんだよ」
ドカン
「うっ」
松田は小五郎の腹に一撃を加え気絶させる。
「手加減なしですか松田君」
「うるせぇから黙らせただけだ」
「そうですか」
「(今すぐ飛び込みたいのは俺だって一緒だぜ毛利探偵
だが今はどうすることもできねぇんだよ
何とかして助けに向かうからな理彩
無事でいてくれ)」
だが、その後天候が悪くなり引き返すしかなかった。
『!(誰かに名前を呼ばれた気が?)』
「おら、さっさと歩け」
『…っ…
(本当怖いよ…トレジャーハンターのこの人たち…
特にこの太めな人とか…声が陣平さんに…そっくりすぎるから…)』
「これは⁉」
理彩たちの目の前にはドクロの絵が描かれた壁があった。
少し進むと扉が現れた。
『いやー‼が、骸骨が‼』
地面には骸骨がたくさんあった。
「ここまでは何度も来ているんだ
だが、この扉を開けるにはこいつが必要なのさ」
松本はカバンからカットラスとピストルを取り出す。
「それは?」
「アンとメアリーの武器さ
この島で発見され観光館で展示されていたお宝さ」
『もしかして…盗んで…』
「当たり前だろ」
扉には確かにカットラスとピストルの窪みがある。
「さてと」
松本は早速窪みにそれぞれをはめ込む。
「お前、開けろ」
『えっわ、私⁉』
「私がやるわ
理彩は明かりを持ってて」
『うん…』
蘭は扉に手をかける。
「ふん‼」
パシッ
「⁉」
『蘭!危ない‼』
蘭は避ける。
木の棒が壁に刺さる。