紺碧の棺
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ハンターたちは部屋に戻ってしまった。
「彼らは手強いな
指紋を採取したかったのだが置いたお茶には触れもせんか…」
「そうですね」
「そうでもねぇよ」
「どういう意味かね松田君?」
「こいつさ」
松田は目暮にあるものを見せた。
「な!」
「いつの間に⁉」
そう松田が見せたのはマッチだった。
「ちょっと松田君!
いつの間に彼から⁉」
「マッチを借りた時に奴には違うマッチを渡したんだよ」
「えっ」
「目暮たちがやりたいことに気づいたからな
煙草を吸うのは俺くらいだからな
俺なら怪しまれずに借りることができるだろ」
「なるほど」
「しかしこの島では道具はありませんから指紋を採取しても結果が出るのには時間がかかりますがね
急いで警視庁の鑑識に送っても同じですが」
「そうだな」
「そうですよね」
「松田君、ここは君の秘密兵器の出番ですね」
「そうだな」
「「「「え?秘密兵器?」」」」
杉下の言葉に皆が松田を見た。
「どこでやるか?」
「この島の駐在所にはパソコンはあると思いますから採取した指紋の情報を警視庁から得るにも便利でしょうから駐在所でいいのでは?」
杉下の発案で駐在所を借りることにした。
「ところで松田君
杉下警部の言ってた秘密兵器って?」
「まぁいいから見てな」
松田は懐からケースを取り出すと何やら作業を始めた。
皆が松田の作業をじっと見る。
「おっ!出たぜ指紋」
「何⁉」
「松田君‼何で指紋採取セットなんて物を持ってるわけ⁉
しかもポケットからって…ドラ○もんのポケットじゃあるまいし‼」
「ですよね」
「これは俺の私物なんだからどうでもいいだろ」
「「「「私物⁉」」」」
「課を転々としてた時の鑑識研修中に世話になった鑑識の米沢からやり方を忘れねぇように練習しろって言われて使ってねぇ備品を色々貰った中にこいつがあった
これがあるおかげでいざという時には助かってるぜ」
「そうですね」
「そうだったの⁉」
「あぁ、あとはこいつを本庁で調べてもらえば分かるだろうさ」
「高木君、頼む」
「はい」
高木はパソコンを借り作業を始めた。
ジリジリジリジリ‼
本庁からの連絡を待っていると突然ベルが鳴った。
「どうした?何事だ⁉」
駐在は音の発信源へ。
「観光館の非常ベルです‼」
「何⁉」
「何かあったようですね」
「行ってみるしかねぇな」
「本庁からの連絡が入り次第教えてください」
「あっはい」
観光館へと急ぐ松田たち。
観光館に到着。
なんと展示されていたアンのカットラスとメアリーのピストルがなくなっていたのだ。
偶然コナンが観光館の近くを通りかかりそして何者かにライフルで撃たれたトレジャーハンターを見たらしい。
そこへ本庁から連絡が来たと駐在が知らせに来た。
「これは本当か⁉」
目暮はその資料を白鳥に渡した。
「松本というトレジャーハンターは世界各地の遺跡などで美術品などを窃盗及び殺人などを犯し国際指名手配されていますね」
「マジか⁉」
「えぇ」
「やつらはアンとメアリーの宝を狙っているんだ!」
「宝はカットラスとピストルだけではないのですか?」
「あっはい!
アンとメアリーは女海賊だったのですが昔この島に彼女たちが宝を隠したという伝説があるんです」
駆けつけた役場の岩永がそう言った。
翌日。
当初は今日もダイビングの予定だったが、
あんなことがあったので海辺の散歩だけにすることにした理彩と蘭。
宿の人が言うには今日は海に出ない方がいいとのこと。
海が荒れるらしい。
『じゃあ散歩だけして早く戻った方がいいみたいだね蘭』
「そうだね
ダイビングショップのオーナーの馬渕さんと喜美子さんが穴場を教えてくれるって言ってたよね」
『うん』
その頃、役場では目暮たちが捜査会議をしていた。
「ちょっと待っててね
今、オーナーが車の用意してくれてるから」
『はい』
ダイビングショップにやって来た理彩と蘭。
そこへ駐在がオーナーに話を聞きたいとやって来た。
「ごめん喜美子
彼女たちのことお願いできる?」
「いいですよ」
車に向かう。
「先に乗ってて」
「『はい』」
喜美子さんが車に乗せる荷物を持ち、蘭と理彩は車に乗り込もうとした時だった。
ガコン
「これも一緒に乗せてくれねぇか」
「え?」
現れたのはトレジャーハンターたちだった。
「ちょっとあんた」
喜美子さんの声に蘭は立ち止まる。
ぐいっ
『っ⁉』
いきなり引っ張られナイフを突きつけられた理彩。
「動くじゃあねぇ
そこのお前早く車に乗れ
この嬢ちゃんに怪我させたくねぇだろ?」
「…っ」
トレジャーハンターの松本が理彩を人質に蘭を脅す。
蘭は理彩を人質にされているため素直に従うことにした。
「彼らは手強いな
指紋を採取したかったのだが置いたお茶には触れもせんか…」
「そうですね」
「そうでもねぇよ」
「どういう意味かね松田君?」
「こいつさ」
松田は目暮にあるものを見せた。
「な!」
「いつの間に⁉」
そう松田が見せたのはマッチだった。
「ちょっと松田君!
いつの間に彼から⁉」
「マッチを借りた時に奴には違うマッチを渡したんだよ」
「えっ」
「目暮たちがやりたいことに気づいたからな
煙草を吸うのは俺くらいだからな
俺なら怪しまれずに借りることができるだろ」
「なるほど」
「しかしこの島では道具はありませんから指紋を採取しても結果が出るのには時間がかかりますがね
急いで警視庁の鑑識に送っても同じですが」
「そうだな」
「そうですよね」
「松田君、ここは君の秘密兵器の出番ですね」
「そうだな」
「「「「え?秘密兵器?」」」」
杉下の言葉に皆が松田を見た。
「どこでやるか?」
「この島の駐在所にはパソコンはあると思いますから採取した指紋の情報を警視庁から得るにも便利でしょうから駐在所でいいのでは?」
杉下の発案で駐在所を借りることにした。
「ところで松田君
杉下警部の言ってた秘密兵器って?」
「まぁいいから見てな」
松田は懐からケースを取り出すと何やら作業を始めた。
皆が松田の作業をじっと見る。
「おっ!出たぜ指紋」
「何⁉」
「松田君‼何で指紋採取セットなんて物を持ってるわけ⁉
しかもポケットからって…ドラ○もんのポケットじゃあるまいし‼」
「ですよね」
「これは俺の私物なんだからどうでもいいだろ」
「「「「私物⁉」」」」
「課を転々としてた時の鑑識研修中に世話になった鑑識の米沢からやり方を忘れねぇように練習しろって言われて使ってねぇ備品を色々貰った中にこいつがあった
これがあるおかげでいざという時には助かってるぜ」
「そうですね」
「そうだったの⁉」
「あぁ、あとはこいつを本庁で調べてもらえば分かるだろうさ」
「高木君、頼む」
「はい」
高木はパソコンを借り作業を始めた。
ジリジリジリジリ‼
本庁からの連絡を待っていると突然ベルが鳴った。
「どうした?何事だ⁉」
駐在は音の発信源へ。
「観光館の非常ベルです‼」
「何⁉」
「何かあったようですね」
「行ってみるしかねぇな」
「本庁からの連絡が入り次第教えてください」
「あっはい」
観光館へと急ぐ松田たち。
観光館に到着。
なんと展示されていたアンのカットラスとメアリーのピストルがなくなっていたのだ。
偶然コナンが観光館の近くを通りかかりそして何者かにライフルで撃たれたトレジャーハンターを見たらしい。
そこへ本庁から連絡が来たと駐在が知らせに来た。
「これは本当か⁉」
目暮はその資料を白鳥に渡した。
「松本というトレジャーハンターは世界各地の遺跡などで美術品などを窃盗及び殺人などを犯し国際指名手配されていますね」
「マジか⁉」
「えぇ」
「やつらはアンとメアリーの宝を狙っているんだ!」
「宝はカットラスとピストルだけではないのですか?」
「あっはい!
アンとメアリーは女海賊だったのですが昔この島に彼女たちが宝を隠したという伝説があるんです」
駆けつけた役場の岩永がそう言った。
翌日。
当初は今日もダイビングの予定だったが、
あんなことがあったので海辺の散歩だけにすることにした理彩と蘭。
宿の人が言うには今日は海に出ない方がいいとのこと。
海が荒れるらしい。
『じゃあ散歩だけして早く戻った方がいいみたいだね蘭』
「そうだね
ダイビングショップのオーナーの馬渕さんと喜美子さんが穴場を教えてくれるって言ってたよね」
『うん』
その頃、役場では目暮たちが捜査会議をしていた。
「ちょっと待っててね
今、オーナーが車の用意してくれてるから」
『はい』
ダイビングショップにやって来た理彩と蘭。
そこへ駐在がオーナーに話を聞きたいとやって来た。
「ごめん喜美子
彼女たちのことお願いできる?」
「いいですよ」
車に向かう。
「先に乗ってて」
「『はい』」
喜美子さんが車に乗せる荷物を持ち、蘭と理彩は車に乗り込もうとした時だった。
ガコン
「これも一緒に乗せてくれねぇか」
「え?」
現れたのはトレジャーハンターたちだった。
「ちょっとあんた」
喜美子さんの声に蘭は立ち止まる。
ぐいっ
『っ⁉』
いきなり引っ張られナイフを突きつけられた理彩。
「動くじゃあねぇ
そこのお前早く車に乗れ
この嬢ちゃんに怪我させたくねぇだろ?」
「…っ」
トレジャーハンターの松本が理彩を人質に蘭を脅す。
蘭は理彩を人質にされているため素直に従うことにした。