探偵たちの鎮魂歌
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「時間を稼ぐ?」
『IDは、あるエリアから出ると爆発するものだからって哀ちゃんが言ってました
だから人気アトラクションの長蛇の列を使って時間を稼ぎたいってお願いされました』
「エリアから出るとIDが爆発するのを理彩は知ってたのか?」
『はい
他のアトラクションは空いてるからすぐ乗れるから危ない…そう判断しました
だから人気アトラクションの長蛇の列を使ってなら時間を稼ぐことができると私と哀ちゃんは思って何とか時間稼ぎをしてみたんですが…そんなに長くは持たなくて…』
「それで?どうしたんだ?」
『哀ちゃんが倒れたふりまでして仮病を使ってみたんですけど…それもちょっとしか足止めにならなくて…』
「で、あのガキどもが医務室から出てひったくりを追っていた
そうだな?」
『はい…
なかなか戻って来ないみんなを哀ちゃんと探しに来てみれば何故か歩美ちゃんが人質になっているし…更には出入口のゲートに行くのを見た時はどうしょうかと思いました!
園子のおかげで歩美ちゃんは解放されたのでよかったですけど』
「あとは佐藤のおかげでひったくりは確保できたしな」
「そうですね」
「だが、何で理彩は自分たちが人質になっていると思ったんだ?」
『IDのことを聞いてなんとなくです…
あの?ちなみにお二人は何でこのIDのことを知っているんですか?』
「さっき妃さんから連絡があったって言ったろ?」
『はい』
「毛利探偵がある事件について妃さんに調べて欲しいって頼んで来た
で、理彩と出かけているはずの毛利探偵がそんなことを頼んで来たから妃さんは不安になったわけだ
理彩に何かあったんじゃないかってな」
『お母さん…』
「ですから、松田君に理彩さんから何か事件に遭遇したなどの連絡はなかったかと妃さんは電話して来たんですよ」
『そうだったんですか…』
「で、理彩に電話してみても出ない
これは何かあったんじゃねぇかと思って来てみたらたまたま目暮たちに会った」
『目暮さんに?』
「目暮は毛利探偵からあることを頼まれたからここに来ていたんだ」
『お父さんが?』
「娘たちがあるIDをつけられて人質になっているから極秘に理彩たちを保護して欲しいって頼まれたんだ」
『もしかしてお二人がさっき驚いていたのは私が人質って書いたからですか?』
「あぁ、毛利探偵から託されたメッセージを目暮から見せてもらったが、そこには理彩たちは何も知らないって書いてあったからな
理彩が人質になっているって書いたのにはびっくりしたぜ」
『なるほど』
「まぁ説明的にはこんなところだな」
『お2人と目暮さんたち警察は状況を知っているんですね?
じゃあこのことを知らないのは哀ちゃん以外の探偵団たちと蘭と和葉ちゃんだけなんだ…』
「そうなりますね」
『なら…もっと早く知らせるべきでしたよね…
陣平さんからの電話を無視せずに…連絡した方がよかったですよね…』
「もしかして理彩」
『電話が来た時にはすでに知っていたんです…』
「やっぱりか」
『でも…犯人がどこで見たり聞いたり私達を監視しているかも分からなかったから…
いつもみたいに連絡するのはやめた方がいいと思って…だから電話を無視するしかなくて…
心配で連絡してくれたのに…ごめんなさい!』
「理彩のせいじゃねぇよ」
ポンポンと理彩の頭を撫でる松田。
「そうですよ
理彩さんは事情を知って今できることを考えて行動されていただけなんですから」
『陣平さん…杉下さん…ありがとうございます』
食べ終わる。
理彩は席を立ち上がり灰原に近寄ると携帯の画面を見せた。
「!」
『大丈夫?哀ちゃん』
【目暮さんも松田さんたちも私たちのしているこのIDが爆発する仕掛けのことも事情もすべて知っているって!
だから安心して哀ちゃん】
「えぇ」
頷く灰原。
「理彩?どうしたの?」
『ん?
哀ちゃんはもう大丈夫かなって思って確認に来てみたの』
「そうなんだ」
「それより見ちゃったわよ理彩」
『え?園子?何を?』
「さっき、松田刑事に頭ポンポンされて真っ赤になってたわよあんた」
『あ…//』
「そうだったね」
『だってね…』
「いつになったら告白するのよ?」
『それ、私の自由だよね?』
「見てて焦れったいのよ‼」
「「うんうん」」
『蘭と和葉ちゃんまで…ここには私の味方いない…』
「いないわね」
『今は近くにいてくれるだけでいいんだよ!』
「欲無さすぎよ!」
『いいんだもん‼』
理彩は席に慌てて戻って行った。
『はぁー…』
「どうした?溜め息なんかして?」
『園子にさっき私が真っ赤になってたってからかわれたから…逃げてきました』
「そうか…」
『哀ちゃんにはこの場にいる刑事さんたちは事情を知っていることは伝えられました』
「そうか」
『IDは、あるエリアから出ると爆発するものだからって哀ちゃんが言ってました
だから人気アトラクションの長蛇の列を使って時間を稼ぎたいってお願いされました』
「エリアから出るとIDが爆発するのを理彩は知ってたのか?」
『はい
他のアトラクションは空いてるからすぐ乗れるから危ない…そう判断しました
だから人気アトラクションの長蛇の列を使ってなら時間を稼ぐことができると私と哀ちゃんは思って何とか時間稼ぎをしてみたんですが…そんなに長くは持たなくて…』
「それで?どうしたんだ?」
『哀ちゃんが倒れたふりまでして仮病を使ってみたんですけど…それもちょっとしか足止めにならなくて…』
「で、あのガキどもが医務室から出てひったくりを追っていた
そうだな?」
『はい…
なかなか戻って来ないみんなを哀ちゃんと探しに来てみれば何故か歩美ちゃんが人質になっているし…更には出入口のゲートに行くのを見た時はどうしょうかと思いました!
園子のおかげで歩美ちゃんは解放されたのでよかったですけど』
「あとは佐藤のおかげでひったくりは確保できたしな」
「そうですね」
「だが、何で理彩は自分たちが人質になっていると思ったんだ?」
『IDのことを聞いてなんとなくです…
あの?ちなみにお二人は何でこのIDのことを知っているんですか?』
「さっき妃さんから連絡があったって言ったろ?」
『はい』
「毛利探偵がある事件について妃さんに調べて欲しいって頼んで来た
で、理彩と出かけているはずの毛利探偵がそんなことを頼んで来たから妃さんは不安になったわけだ
理彩に何かあったんじゃないかってな」
『お母さん…』
「ですから、松田君に理彩さんから何か事件に遭遇したなどの連絡はなかったかと妃さんは電話して来たんですよ」
『そうだったんですか…』
「で、理彩に電話してみても出ない
これは何かあったんじゃねぇかと思って来てみたらたまたま目暮たちに会った」
『目暮さんに?』
「目暮は毛利探偵からあることを頼まれたからここに来ていたんだ」
『お父さんが?』
「娘たちがあるIDをつけられて人質になっているから極秘に理彩たちを保護して欲しいって頼まれたんだ」
『もしかしてお二人がさっき驚いていたのは私が人質って書いたからですか?』
「あぁ、毛利探偵から託されたメッセージを目暮から見せてもらったが、そこには理彩たちは何も知らないって書いてあったからな
理彩が人質になっているって書いたのにはびっくりしたぜ」
『なるほど』
「まぁ説明的にはこんなところだな」
『お2人と目暮さんたち警察は状況を知っているんですね?
じゃあこのことを知らないのは哀ちゃん以外の探偵団たちと蘭と和葉ちゃんだけなんだ…』
「そうなりますね」
『なら…もっと早く知らせるべきでしたよね…
陣平さんからの電話を無視せずに…連絡した方がよかったですよね…』
「もしかして理彩」
『電話が来た時にはすでに知っていたんです…』
「やっぱりか」
『でも…犯人がどこで見たり聞いたり私達を監視しているかも分からなかったから…
いつもみたいに連絡するのはやめた方がいいと思って…だから電話を無視するしかなくて…
心配で連絡してくれたのに…ごめんなさい!』
「理彩のせいじゃねぇよ」
ポンポンと理彩の頭を撫でる松田。
「そうですよ
理彩さんは事情を知って今できることを考えて行動されていただけなんですから」
『陣平さん…杉下さん…ありがとうございます』
食べ終わる。
理彩は席を立ち上がり灰原に近寄ると携帯の画面を見せた。
「!」
『大丈夫?哀ちゃん』
【目暮さんも松田さんたちも私たちのしているこのIDが爆発する仕掛けのことも事情もすべて知っているって!
だから安心して哀ちゃん】
「えぇ」
頷く灰原。
「理彩?どうしたの?」
『ん?
哀ちゃんはもう大丈夫かなって思って確認に来てみたの』
「そうなんだ」
「それより見ちゃったわよ理彩」
『え?園子?何を?』
「さっき、松田刑事に頭ポンポンされて真っ赤になってたわよあんた」
『あ…//』
「そうだったね」
『だってね…』
「いつになったら告白するのよ?」
『それ、私の自由だよね?』
「見てて焦れったいのよ‼」
「「うんうん」」
『蘭と和葉ちゃんまで…ここには私の味方いない…』
「いないわね」
『今は近くにいてくれるだけでいいんだよ!』
「欲無さすぎよ!」
『いいんだもん‼』
理彩は席に慌てて戻って行った。
『はぁー…』
「どうした?溜め息なんかして?」
『園子にさっき私が真っ赤になってたってからかわれたから…逃げてきました』
「そうか…」
『哀ちゃんにはこの場にいる刑事さんたちは事情を知っていることは伝えられました』
「そうか」