探偵たちの鎮魂歌
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小五郎からの電話を受けた英理は何が起きているかは分からないが小五郎が珍しく自分相手に弱気な発言をしたことで不安になった。
「まさか…理彩と蘭が大変なことに巻き込まれてるんじゃないでしょうね⁉」
そう思った英理はある人物に電話してみることにした。
《もしもし?》
「妃です」
《どうかしたのか?》
「松田さんは今日、理彩がミラクルランドに行ってることはご存じかしら?」
《あぁ、メールでだけど聞いてるぜ》
「今、理彩といるはずの旦那から電話があって…ある事件を調べて欲しいって頼まれたんだけど…
理彩から何か事件に遭遇したとかっていう連絡は松田さんにあったかしらと思って」
《いや…今日はねぇな》
「そう…なら私の思い過ごしだといいんだけど…理彩たちに何かあったんじゃないかしら…」
《は?》
「旦那が珍しく電話で弱気なことを私に言ってたのよ…
八方塞がりでとか、自分にこの事件が解けると思うか?ってね」
《で?》
「だから理彩が何かの事件に巻き込まれてるんじゃないかと心配になって松田さんに電話してみたのだけど…
そう…理彩からは連絡ないのね…
私の気のせいかしら…」
《妃さんは理彩に電話はしてみたのか?》
「いえ…旦那からの電話の後すぐに松田さんにかけたからしてないわ」
《俺から理彩に電話してみるからとりあえず妃さんは毛利探偵に頼まれたことを調べてくれ》
「分かったわ
ちなみに調べて欲しいって頼まれたのは現金輸送車襲撃事件についてなの
何かの参考になるでしょうから一応知らせておくわ」
《分かった》
通話を終えた。
ヴーヴー
『‼』
電話だ。
理彩は携帯を取り出して着信の名前を見た。
『(陣平さんからだ…でも…)』
まわりを見る。
医務室にいる理彩のまわりには現状を知らない蘭たちがいる。
ここで話すわけにいかない。
そして…どこで犯人が見ているか聞いているか分からない現状で刑事である松田からの電話に出るわけにはいかなかった。
『(陣平さん…今は無視してごめんなさい…)』
松田からの電話に本当はこの状況を伝えたいが…仕方なく携帯を見つめて電話を無視してしまう理彩。
なかなか理彩が電話に出ないから松田は心配してくれているのであろう。
何度も電話をかけてきてくれるので仕方なく着信バイブをサイレントに切り替えることにした理彩。
「(理彩さん…それ松田刑事からの電話?
悪いわね…無視させるようなことさせて…)」
理彩の様子からベッドに横になる灰原は申し訳なさそうに見ていた。
「やっぱり出ねぇな…」
理彩に電話してみた松田だが理彩に何度電話してみても出ることはなかった。
「先ほどから電話ばかりしてどうかされましたか?松田君」
「大したことじゃねぇんだが…
妃さんの勘はもしかしたら当たってるかもしれねぇ…」
「はい?」
「理彩と連絡が取れねぇんだ」
「理彩さんとですか?」
「あぁ、理彩は今日は毛利探偵の依頼に同行してんだよ
依頼人から横浜にあるミラクルランドに招待されたからって姉に誘われてな」
「それで?」
「さっき妃さんから電話があってな
理彩といるはずの毛利探偵にある事件について知りたいと連絡があったらしい」
「おや?それはどんな事件ですか?」
「現金輸送車襲撃事件だ」
「そうですか」
「でな
妃さんが理彩から何か事件に遭遇したって連絡が俺にないかって確認して来たんだ」
「今日はありませんよね?」
「あぁ
そんで今、理彩に電話してみたんだが…電話に出ねぇんだよ理彩のやつ」
「それはそれは…気になりますねぇ
何かに巻き込まれていないといいんですがね」
「あぁ…ってなわけで杉下」
「行ってみますか?横浜のミラクルランドに」
「あぁ」
特命の部屋を出て行く。
松田と杉下はミラクルランドに着いた。
中に入ると見慣れた人物たちを見つけた松田。
「目暮と白鳥?」
「「松田君⁉」」
二人は振り返る。
そう、そこにいたのは小五郎に極秘に蘭たちを保護して欲しいと頼まれた目暮と白鳥がいたのだ。
「どうしたよ?こんなところで?」
「松田君こそ、杉下警部を連れてこんなところで何を?」
「ちょっとな」
「我々はちょっと用があってな」
「用?
刑事二人がテーマパークにかよ⁉」
「そういう松田君も」
「ある人から話を聞いてな…様子を見にな」
「ある人?」
「毛利探偵が妃さんに事件のことを知りたいって電話して来たらしくてな」
「「‼」」
「その反応…何か知ってるだろお前ら」
松田は目暮と白鳥の反応から関係あると思った。
「まさか…理彩と蘭が大変なことに巻き込まれてるんじゃないでしょうね⁉」
そう思った英理はある人物に電話してみることにした。
《もしもし?》
「妃です」
《どうかしたのか?》
「松田さんは今日、理彩がミラクルランドに行ってることはご存じかしら?」
《あぁ、メールでだけど聞いてるぜ》
「今、理彩といるはずの旦那から電話があって…ある事件を調べて欲しいって頼まれたんだけど…
理彩から何か事件に遭遇したとかっていう連絡は松田さんにあったかしらと思って」
《いや…今日はねぇな》
「そう…なら私の思い過ごしだといいんだけど…理彩たちに何かあったんじゃないかしら…」
《は?》
「旦那が珍しく電話で弱気なことを私に言ってたのよ…
八方塞がりでとか、自分にこの事件が解けると思うか?ってね」
《で?》
「だから理彩が何かの事件に巻き込まれてるんじゃないかと心配になって松田さんに電話してみたのだけど…
そう…理彩からは連絡ないのね…
私の気のせいかしら…」
《妃さんは理彩に電話はしてみたのか?》
「いえ…旦那からの電話の後すぐに松田さんにかけたからしてないわ」
《俺から理彩に電話してみるからとりあえず妃さんは毛利探偵に頼まれたことを調べてくれ》
「分かったわ
ちなみに調べて欲しいって頼まれたのは現金輸送車襲撃事件についてなの
何かの参考になるでしょうから一応知らせておくわ」
《分かった》
通話を終えた。
ヴーヴー
『‼』
電話だ。
理彩は携帯を取り出して着信の名前を見た。
『(陣平さんからだ…でも…)』
まわりを見る。
医務室にいる理彩のまわりには現状を知らない蘭たちがいる。
ここで話すわけにいかない。
そして…どこで犯人が見ているか聞いているか分からない現状で刑事である松田からの電話に出るわけにはいかなかった。
『(陣平さん…今は無視してごめんなさい…)』
松田からの電話に本当はこの状況を伝えたいが…仕方なく携帯を見つめて電話を無視してしまう理彩。
なかなか理彩が電話に出ないから松田は心配してくれているのであろう。
何度も電話をかけてきてくれるので仕方なく着信バイブをサイレントに切り替えることにした理彩。
「(理彩さん…それ松田刑事からの電話?
悪いわね…無視させるようなことさせて…)」
理彩の様子からベッドに横になる灰原は申し訳なさそうに見ていた。
「やっぱり出ねぇな…」
理彩に電話してみた松田だが理彩に何度電話してみても出ることはなかった。
「先ほどから電話ばかりしてどうかされましたか?松田君」
「大したことじゃねぇんだが…
妃さんの勘はもしかしたら当たってるかもしれねぇ…」
「はい?」
「理彩と連絡が取れねぇんだ」
「理彩さんとですか?」
「あぁ、理彩は今日は毛利探偵の依頼に同行してんだよ
依頼人から横浜にあるミラクルランドに招待されたからって姉に誘われてな」
「それで?」
「さっき妃さんから電話があってな
理彩といるはずの毛利探偵にある事件について知りたいと連絡があったらしい」
「おや?それはどんな事件ですか?」
「現金輸送車襲撃事件だ」
「そうですか」
「でな
妃さんが理彩から何か事件に遭遇したって連絡が俺にないかって確認して来たんだ」
「今日はありませんよね?」
「あぁ
そんで今、理彩に電話してみたんだが…電話に出ねぇんだよ理彩のやつ」
「それはそれは…気になりますねぇ
何かに巻き込まれていないといいんですがね」
「あぁ…ってなわけで杉下」
「行ってみますか?横浜のミラクルランドに」
「あぁ」
特命の部屋を出て行く。
松田と杉下はミラクルランドに着いた。
中に入ると見慣れた人物たちを見つけた松田。
「目暮と白鳥?」
「「松田君⁉」」
二人は振り返る。
そう、そこにいたのは小五郎に極秘に蘭たちを保護して欲しいと頼まれた目暮と白鳥がいたのだ。
「どうしたよ?こんなところで?」
「松田君こそ、杉下警部を連れてこんなところで何を?」
「ちょっとな」
「我々はちょっと用があってな」
「用?
刑事二人がテーマパークにかよ⁉」
「そういう松田君も」
「ある人から話を聞いてな…様子を見にな」
「ある人?」
「毛利探偵が妃さんに事件のことを知りたいって電話して来たらしくてな」
「「‼」」
「その反応…何か知ってるだろお前ら」
松田は目暮と白鳥の反応から関係あると思った。