探偵たちの鎮魂歌
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「あれ?理彩ちゃんやん!」
『え…和葉ちゃん⁉』
そこにいたのは京都で会ったことのある遠山和葉だった。
『っ⁉
(しかもIDを持ってるの⁉
え…もしかして和葉ちゃんもなの⁉)』
理彩はふと和葉の手首に自分たちと同じIDを付けているのが見えた。
理彩はもしかして和葉も自分たちと同じ立場なのではないかと瞬時に思った。
そう思った理彩は二人の腕を迷わず掴む。
『とにかく一緒に来て‼
私だけじゃどうしたらいいか不安だから‼』
かなり強引すぎるが二人を出入口に行かせないためにもこうするしかないと理彩は思った。
「ごめん園子!
何か理彩が混乱しててこう言ってるし、哀ちゃん心配だから行ってくる」
「あ…うん…行ってら……
仕方ない…ケーキやけ食いするかな」
一人歩いて行く園子であった。
「熱中症ね
このまま休んでいればよくなるわ」
『ありがとうございます』
医務室に運ばれた灰原は熱中症だと診断された。
だがそれは灰原が仮病を使ってまで蘭を行かせないための行動であったと知るのは協力者の理彩だけであった。
その頃、依頼を受けた小五郎とコナンはというとある場所を調べていたのだが何故か怪盗キッドの仲間だと思われてしまい神奈川県警に小五郎が誤認逮捕されてしまった。
事情を聞いた目暮が来てくれたため解放されたが…。
そして、たまたま同じ依頼を受けているという服部平次に出会った。
服部は和葉が人質になっているという。
コナンは服部に自分たちも蘭や理彩を人質にされていることを打ち明けた。
そこへ依頼人から電話があり、小五郎が神奈川県警にいたために警察に逃げ込んだのかと思われてしまった。
なんとか弁明に成功するも依頼の新たなキーワードが追加された。
「いい加減話してくれんか?毛利君」
「(しかし…どこでやつの目が光っているか分からない以上…警部殿たちを巻き込むわけにはいかねぇし…)」
ふと小五郎はあることを思い付いた。
自分たちは依頼を続行しなければいけない。
その間、人質になっている蘭たちを誰かに保護してもらうことはできないかと考えた。
今、それを託せるとすれば目の前にいる目暮しかいない。
どこに犯人の目があるか分からない以上は危険な賭けかもしれないが…。
言葉で伝えることが無理だと判断した小五郎はたまたまポケットに入っていたレシートにあるメッセージを殴り書き、わざと目暮を挑発するようなことを言って目暮が小五郎の胸ぐらを掴むように仕向けた。
小五郎はそれを振りほどく仕草をしながらレシートを目暮にしか分からないように握らせた。
「⁉」
「行くぞお前ら」
「あ…うん」
歩き出した小五郎にコナンと服部も続く。
「蘭たちのことは警部殿に託した
警部殿ならなんとかしてくれるはずだ」
小五郎は小声でコナンたちにそう言った。
「そっか
(おっちゃん…あの数分の間にそんなことを⁉)」
「そういうことなら俺らは依頼に集中しよか!」
「うん」
「目暮警部…いいんですか⁉
毛利さんを行かせてしまっても?」
目暮と一緒にいた白鳥はそう言った。
「構わん」
目暮は白鳥に小五郎から極秘に渡されたレシートを白鳥に握らせた。
「⁉」
白鳥はそれを見た。
【蘭と理彩と子供たちがミラクルランドにいる
しかもあるエリアから出ると爆発するIDを渡されていてそれをはめて何も知らずに人質になっている
極秘にあの子たちの保護を頼む】
そう書かれていた。
「目暮警部…これは…」
「そういうことだ
行くぞ白鳥君」
「はい!」
小五郎はコナンと服部とは別行動を取ることにした。
小五郎はある事件について調べるためだ。
どこかに電話をし始めた小五郎。
「英理か?」
《あら、あなた?何の用?》
「ちょっと調べて欲しい事件があってな
現金輸送車襲撃事件についてなんだが…」
《は?あなたどういうこと⁉説明して頂戴!
今日は理彩や蘭と確かミラクルランドに行くって…
それが何で事件のことを聞くのよ⁉
あなた何してるの⁉》
「今は詳しく言えない…
だけど…俺の力だけじゃ八方塞がりでな…」
珍しく弱気な発言をする小五郎に英理は不思議に思う。
「頼れるとしたらお前くらいしか浮かばなくてよぉ…」
《分かったわ
あなたがそこまで言うなら協力しましょう
終わったら説明して頂戴ね》
「あぁ…分かってる」
《現金輸送車襲撃事件のことでいいのよね?》
「あぁ…」
《分かったわ
少し時間頂戴ね》
「助かる…なぁ英理…」
《何よ?》
「俺に…この事件が解けると思うか?」
《…何バカなこと言ってるのかしら?
現場100回、現場は足でじゃなかったかしら?元刑事さん?》
「…っ‼そうだよな‼
俺としたことがそんな大事なこと忘れてたなんてな
ありがとな」
《いいえ》
電話を終えどこかに行く小五郎だった。
『え…和葉ちゃん⁉』
そこにいたのは京都で会ったことのある遠山和葉だった。
『っ⁉
(しかもIDを持ってるの⁉
え…もしかして和葉ちゃんもなの⁉)』
理彩はふと和葉の手首に自分たちと同じIDを付けているのが見えた。
理彩はもしかして和葉も自分たちと同じ立場なのではないかと瞬時に思った。
そう思った理彩は二人の腕を迷わず掴む。
『とにかく一緒に来て‼
私だけじゃどうしたらいいか不安だから‼』
かなり強引すぎるが二人を出入口に行かせないためにもこうするしかないと理彩は思った。
「ごめん園子!
何か理彩が混乱しててこう言ってるし、哀ちゃん心配だから行ってくる」
「あ…うん…行ってら……
仕方ない…ケーキやけ食いするかな」
一人歩いて行く園子であった。
「熱中症ね
このまま休んでいればよくなるわ」
『ありがとうございます』
医務室に運ばれた灰原は熱中症だと診断された。
だがそれは灰原が仮病を使ってまで蘭を行かせないための行動であったと知るのは協力者の理彩だけであった。
その頃、依頼を受けた小五郎とコナンはというとある場所を調べていたのだが何故か怪盗キッドの仲間だと思われてしまい神奈川県警に小五郎が誤認逮捕されてしまった。
事情を聞いた目暮が来てくれたため解放されたが…。
そして、たまたま同じ依頼を受けているという服部平次に出会った。
服部は和葉が人質になっているという。
コナンは服部に自分たちも蘭や理彩を人質にされていることを打ち明けた。
そこへ依頼人から電話があり、小五郎が神奈川県警にいたために警察に逃げ込んだのかと思われてしまった。
なんとか弁明に成功するも依頼の新たなキーワードが追加された。
「いい加減話してくれんか?毛利君」
「(しかし…どこでやつの目が光っているか分からない以上…警部殿たちを巻き込むわけにはいかねぇし…)」
ふと小五郎はあることを思い付いた。
自分たちは依頼を続行しなければいけない。
その間、人質になっている蘭たちを誰かに保護してもらうことはできないかと考えた。
今、それを託せるとすれば目の前にいる目暮しかいない。
どこに犯人の目があるか分からない以上は危険な賭けかもしれないが…。
言葉で伝えることが無理だと判断した小五郎はたまたまポケットに入っていたレシートにあるメッセージを殴り書き、わざと目暮を挑発するようなことを言って目暮が小五郎の胸ぐらを掴むように仕向けた。
小五郎はそれを振りほどく仕草をしながらレシートを目暮にしか分からないように握らせた。
「⁉」
「行くぞお前ら」
「あ…うん」
歩き出した小五郎にコナンと服部も続く。
「蘭たちのことは警部殿に託した
警部殿ならなんとかしてくれるはずだ」
小五郎は小声でコナンたちにそう言った。
「そっか
(おっちゃん…あの数分の間にそんなことを⁉)」
「そういうことなら俺らは依頼に集中しよか!」
「うん」
「目暮警部…いいんですか⁉
毛利さんを行かせてしまっても?」
目暮と一緒にいた白鳥はそう言った。
「構わん」
目暮は白鳥に小五郎から極秘に渡されたレシートを白鳥に握らせた。
「⁉」
白鳥はそれを見た。
【蘭と理彩と子供たちがミラクルランドにいる
しかもあるエリアから出ると爆発するIDを渡されていてそれをはめて何も知らずに人質になっている
極秘にあの子たちの保護を頼む】
そう書かれていた。
「目暮警部…これは…」
「そういうことだ
行くぞ白鳥君」
「はい!」
小五郎はコナンと服部とは別行動を取ることにした。
小五郎はある事件について調べるためだ。
どこかに電話をし始めた小五郎。
「英理か?」
《あら、あなた?何の用?》
「ちょっと調べて欲しい事件があってな
現金輸送車襲撃事件についてなんだが…」
《は?あなたどういうこと⁉説明して頂戴!
今日は理彩や蘭と確かミラクルランドに行くって…
それが何で事件のことを聞くのよ⁉
あなた何してるの⁉》
「今は詳しく言えない…
だけど…俺の力だけじゃ八方塞がりでな…」
珍しく弱気な発言をする小五郎に英理は不思議に思う。
「頼れるとしたらお前くらいしか浮かばなくてよぉ…」
《分かったわ
あなたがそこまで言うなら協力しましょう
終わったら説明して頂戴ね》
「あぁ…分かってる」
《現金輸送車襲撃事件のことでいいのよね?》
「あぁ…」
《分かったわ
少し時間頂戴ね》
「助かる…なぁ英理…」
《何よ?》
「俺に…この事件が解けると思うか?」
《…何バカなこと言ってるのかしら?
現場100回、現場は足でじゃなかったかしら?元刑事さん?》
「…っ‼そうだよな‼
俺としたことがそんな大事なこと忘れてたなんてな
ありがとな」
《いいえ》
電話を終えどこかに行く小五郎だった。