銀翼の奇術師
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「あれ?」
「どうしたの?蘭姉ちゃん?」
「何か赤い光が帯みたいに動いてるよ」
「え!?」
コナンは窓から見る。
「(アイツ…やっぱり)
キッドがパトカーを引き連れて来てくれたみたい」
「え!?
じゃあキッドが飛び降りたのは…」
『もしかして…明かりを確保しに!?』
「うん、たぶんね!
着陸しやすいように明かりをヤツが用意してくれたみたい!
蘭姉ちゃん、副操縦席に座ってくれない?」
「え?」
「僕じゃ届かない操作とかあるから」
「うん」
操縦席に座る蘭。
ピーピー
「え?何?」
『もう…燃料が切れかけてるみたい…』
「やり直しはきかないみたいだね…
一発で決めなきゃ‼」
「『うん…』」
降下を始める。
「機首を下げて!」
グイッ
「逆噴射‼」
ブルブル…
理彩は緊張から手元が震えた。
「大丈夫!私もいるよ理彩」
蘭が理彩の震える手に自分の手を重ねた。
『蘭…うん!
もうちょっとだもんね…がんばる』
「うん!」
どんどん機体は進んでいく。
止まれ止まれと三人は願う。
「ヤバい!?
クレーンが…方向舵(ラダー)だ!
理彩姉ちゃん!
右足で方向舵(ラダー)を!」
『うん』
機体は停まっているパトカーを倒しながらも方向を変えていく機体。
止まれ!
止まれ!
止まれ!
「止まった…?」
コナンは恐る恐る窓を見た。
機体は無事に止まっている。
「やった!
っ!?」
二人から反応がない。
「蘭‼理彩‼」
コナンは操縦席に駆け寄る。
理彩も蘭も操縦席でぐったりしていた。
「ふぅ…気を失ってるだけかよ…
まぁ仕方ねぇか…無理させちまったもんな…
乗客の命までこいつら双子に託しちまったしな…お疲れ様…」
大役をこなした理彩と蘭を労う言葉を告げるコナンであった。
その後救急車などが到着し、乗客は無事に救助された。
「血圧、脈拍、共に正常ですね
恐らく大丈夫だとは思いますが念のため病院まで搬送します」
救急車で処置をしてもらっている理彩と蘭。
『ありがとうございます
あ…蘭は?』
「彼女も特に大きなケガも見られませんし、少し休めば目覚めますよ」
『よかった…』
「じゃあ、すいませんがここに…
あなたの住所とお名前を…」
『はい』
「それとスリーサイズも」
『え!?』
理彩は驚きその人物を見た。
「なかなかハデな着陸だったぜお嬢さん」
『か、怪盗キッド!?』
「ではまたどこかで…スリーサイズはまたの機会に…」
『あ…待って!』
「おや?何か?」
『その…ありがとう…』
「ん?」
『あの人の声を…聞かせてくれて…』
「?」
『もう…聞くことないと思ってたから…まったく違う人だけど…声が似てたから』
「何か訳ありな感じだったりします?」
『亡くなってしまった兄みたいな知り合いの人の声に…
新庄さんそっくりだったから…
久しぶりに声が聞けたの…
もうほとんど声なんて思い出せないくらいなのに…何でか…嬉しかったから』
「へぇー」
『だから、ありがとう』
「どういたしまして」
♪♪♪♪♪♪♪~
理彩の携帯が着信を告げた。
『あ…私のか!』
「では、またどこかでお会いしましょう」
『え…』
キッドは去って行った。
♪♪♪♪♪~
『あ…電話!
もしもし?』
《「大丈夫か?理彩」》
『陣平さん!?』
《「目暮から連絡来て驚いたぜ」》
『目暮さんから?』
《「あぁ、ところで怪我とかしてねぇだろうな?」》
『はい…さっきまで気を失ってましたけど…怪我はしてません!
念のためこの後、病院に向かうことになりました』
《「そうか」》
『そういえばですね!
久しぶりに萩原さんの声を聞きました!』
《「はぁ!?理彩!?
何があった!?」》
『観に行った舞台の俳優さんの中に萩原さんそっくりの声の人がいたんですよ‼』
《「萩原にそっくりの声だと!?」》
『はい!
まぁ、声がそっくりなだけでまったくの別人なんですけどね』
《「そうだろうな」》
『久しぶりに声を聞いたから…
最初はどこかで聞いたことあるような声だなぁってくらいしか思い出せなかったんですけどね…』
《「まぁ仕方ねぇよな」》
『はい』
《「まぁ…とりあえずこっちに帰って来たら詳しい話を聞かせてくれよな」》
『はい』
→おまけ
「どうしたの?蘭姉ちゃん?」
「何か赤い光が帯みたいに動いてるよ」
「え!?」
コナンは窓から見る。
「(アイツ…やっぱり)
キッドがパトカーを引き連れて来てくれたみたい」
「え!?
じゃあキッドが飛び降りたのは…」
『もしかして…明かりを確保しに!?』
「うん、たぶんね!
着陸しやすいように明かりをヤツが用意してくれたみたい!
蘭姉ちゃん、副操縦席に座ってくれない?」
「え?」
「僕じゃ届かない操作とかあるから」
「うん」
操縦席に座る蘭。
ピーピー
「え?何?」
『もう…燃料が切れかけてるみたい…』
「やり直しはきかないみたいだね…
一発で決めなきゃ‼」
「『うん…』」
降下を始める。
「機首を下げて!」
グイッ
「逆噴射‼」
ブルブル…
理彩は緊張から手元が震えた。
「大丈夫!私もいるよ理彩」
蘭が理彩の震える手に自分の手を重ねた。
『蘭…うん!
もうちょっとだもんね…がんばる』
「うん!」
どんどん機体は進んでいく。
止まれ止まれと三人は願う。
「ヤバい!?
クレーンが…方向舵(ラダー)だ!
理彩姉ちゃん!
右足で方向舵(ラダー)を!」
『うん』
機体は停まっているパトカーを倒しながらも方向を変えていく機体。
止まれ!
止まれ!
止まれ!
「止まった…?」
コナンは恐る恐る窓を見た。
機体は無事に止まっている。
「やった!
っ!?」
二人から反応がない。
「蘭‼理彩‼」
コナンは操縦席に駆け寄る。
理彩も蘭も操縦席でぐったりしていた。
「ふぅ…気を失ってるだけかよ…
まぁ仕方ねぇか…無理させちまったもんな…
乗客の命までこいつら双子に託しちまったしな…お疲れ様…」
大役をこなした理彩と蘭を労う言葉を告げるコナンであった。
その後救急車などが到着し、乗客は無事に救助された。
「血圧、脈拍、共に正常ですね
恐らく大丈夫だとは思いますが念のため病院まで搬送します」
救急車で処置をしてもらっている理彩と蘭。
『ありがとうございます
あ…蘭は?』
「彼女も特に大きなケガも見られませんし、少し休めば目覚めますよ」
『よかった…』
「じゃあ、すいませんがここに…
あなたの住所とお名前を…」
『はい』
「それとスリーサイズも」
『え!?』
理彩は驚きその人物を見た。
「なかなかハデな着陸だったぜお嬢さん」
『か、怪盗キッド!?』
「ではまたどこかで…スリーサイズはまたの機会に…」
『あ…待って!』
「おや?何か?」
『その…ありがとう…』
「ん?」
『あの人の声を…聞かせてくれて…』
「?」
『もう…聞くことないと思ってたから…まったく違う人だけど…声が似てたから』
「何か訳ありな感じだったりします?」
『亡くなってしまった兄みたいな知り合いの人の声に…
新庄さんそっくりだったから…
久しぶりに声が聞けたの…
もうほとんど声なんて思い出せないくらいなのに…何でか…嬉しかったから』
「へぇー」
『だから、ありがとう』
「どういたしまして」
♪♪♪♪♪♪♪~
理彩の携帯が着信を告げた。
『あ…私のか!』
「では、またどこかでお会いしましょう」
『え…』
キッドは去って行った。
♪♪♪♪♪~
『あ…電話!
もしもし?』
《「大丈夫か?理彩」》
『陣平さん!?』
《「目暮から連絡来て驚いたぜ」》
『目暮さんから?』
《「あぁ、ところで怪我とかしてねぇだろうな?」》
『はい…さっきまで気を失ってましたけど…怪我はしてません!
念のためこの後、病院に向かうことになりました』
《「そうか」》
『そういえばですね!
久しぶりに萩原さんの声を聞きました!』
《「はぁ!?理彩!?
何があった!?」》
『観に行った舞台の俳優さんの中に萩原さんそっくりの声の人がいたんですよ‼』
《「萩原にそっくりの声だと!?」》
『はい!
まぁ、声がそっくりなだけでまったくの別人なんですけどね』
《「そうだろうな」》
『久しぶりに声を聞いたから…
最初はどこかで聞いたことあるような声だなぁってくらいしか思い出せなかったんですけどね…』
《「まぁ仕方ねぇよな」》
『はい』
《「まぁ…とりあえずこっちに帰って来たら詳しい話を聞かせてくれよな」》
『はい』
→おまけ