銀翼の奇術師
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「くそっ!
自動操縦装置、滑走路、燃料…
おまけに無線までダメになっちまってる」
『え?』
「自動操縦装置(オートパイロット)がダメって?」
『じゃあ…まさか…
今…手動で操縦してるんですか!?』
「ああ…」
「残りの燃料から考えても…約10分しか飛んでいられない‼
どこか着陸できるところを探さねーと…」
「え!?」
コナンの言葉に皆が驚く。
「さすがに10分で滑走路が元に戻るとは思えねーしな」
『千歳までじゃ…ギリギリ?』
「千歳じゃ途中で燃料切れになる可能性の方が大だ‼」
「海とかは?」
「いや…無理だ
波に機体をとられてひっくり返っちまう‼
どこか、長くてまっすぐでまわりに何もない場所を探さねーと」
「あ!コナンくん!
私、知ってる!
長くてまっすぐでまわりに何もない場所!」
歩美がコナンにそう言った。
「え?」
「この前、テレビで見たの!
イルカクジラウォッチングっていうのやってた時に映ってたよ!」
「イルカクジラウォッチングって言えば室蘭か!
埠頭だ‼」
地図で場所を探すコナン。
「あった!
崎守埠頭‼
なんとかギリギリの長さか…」
「でも距離がギリギリ足りないんじゃない?江戸川君」
「これ以上迷ってられねぇよ
風向きが重要にはなるが…」
「確か羽田で見た天気予報だと西風だって言ってました」
「本当か!?光彦!」
「はい」
「この埠頭は東西に向かって伸びている…
西風に向かって東から着陸すればギリギリ着陸できるかも」
「無理だ」
「え?」
新庄がコナンに待ったをかける。
「さっき管制塔にぶつかった時に左腕を強打してな…
今はほとんど右手だけで操縦しているんだ…
手動で着陸させるには両手で操縦桿を握らなきゃならねぇ…」
「(キッド…おめぇ…)」
「そうだ!
キミ、視力は?」
新庄は後ろにいた理彩に問う。
『え?両目とも1.5ですけど…』
「持病は?」
『特にありませんけど…
あ…でもパニックとかになると過呼吸にはなりますけど…』
「スリーサイズは?」
『えーと…な、何を‼』
「よーし、合格だ
オレの代わりにここに座ってくれ‼」
『な、何を言ってるんですか!?
私、飛行機の操縦なんて…』
「大丈夫!
操作はオレが後ろから教えるからキミは操縦桿を握ってるだけでいい」
『む、無理です!絶対!』
「(おいコラ!
…キッド…ふざけてる場合かよ…)」
コナンは呆れた。
ゴオオオッ
「飛行機が!?下がってます‼」
「「「「『あ…』」」」」
「とりあえず理彩姉ちゃん!早く座って‼」
『うん…』
操縦席に座る。
「ゆっくり操縦桿を引くんだ…
落ち着いてな…」
『あ…はい』
「よし、その調子
簡単だろ?」
『そんな…わけ…』
「室蘭の方向は?」
「方位は023度だ」
「023度だな…」
「山越えになるから高度は5000以上だ」
「分かった
すいませんが乗客には千歳に向かうと言って下さい!」
新庄は近くにいたCAに言った。
「それと、2階席の全員を下へ」
「え?」
「女子高生が操縦してると知ったらパニックになりかねない」
「あ…はい」
「キミたちにもお願いがあるんだ」
新庄は子供たちにあるお願いをした。
「キミたちには他の乗客の子供たちが騒ぎ出さないように見張っていて欲しいんだ
できるよな?」
「「「はい‼」」」
「私は残ります!
理彩を一人になんてできないし!」
蘭はそう告げた。
「いいだろう…
装置の説明は途中でするとして…
時間がない、行こう」
「そろそろ室蘭だ」
「見えた!」
「崎守埠頭はもっと左…白鳥大橋の向こう…しまった‼」
『暗くて…何にも見えないよ?』
「(どうする‼
後戻りはできねぇ)」
ピッ
新庄が何かのスイッチを押した。
「な、何を!?」
「なんかヤバそうなんでオレは先に降りるぜ!
グッドラック!」
「え!?」
新庄は出て行く。
蘭が追いかけたが…。
「おい!待て‼」
『えっ…私…どうしたらいいの!?』
ゴオオオッ
「理彩姉ちゃん!
機首を下げて!」
『うん』
「ちょっと‼
いったい何を!?」
「何かにつかまってろ‼」
ボン
窓を開閉した。
それによりコックピットでは警告音がした。
『え?何!?』
「大丈夫!心配ないから理彩姉ちゃんは集中して」
『うん、分かった』
「え…怪盗キッド!?
新庄さんは?」
「ではお嬢さん…
またいつか月下の淡い光の下でお会いしましょう
では、失礼☆」
「えー!?飛び降りた!?」
「飛び降りた!?」
「うん‼
新庄さん、キッドだったみたい」
「(もしかして…アイツ…
いや…考えすぎか?)」
『コナン君…』
「何?」
『これからどうしょう…
明かりもないのに…飛行機の着陸なんて…』
「とりあえず様子見てみてからだよ」
『うん…』
自動操縦装置、滑走路、燃料…
おまけに無線までダメになっちまってる」
『え?』
「自動操縦装置(オートパイロット)がダメって?」
『じゃあ…まさか…
今…手動で操縦してるんですか!?』
「ああ…」
「残りの燃料から考えても…約10分しか飛んでいられない‼
どこか着陸できるところを探さねーと…」
「え!?」
コナンの言葉に皆が驚く。
「さすがに10分で滑走路が元に戻るとは思えねーしな」
『千歳までじゃ…ギリギリ?』
「千歳じゃ途中で燃料切れになる可能性の方が大だ‼」
「海とかは?」
「いや…無理だ
波に機体をとられてひっくり返っちまう‼
どこか、長くてまっすぐでまわりに何もない場所を探さねーと」
「あ!コナンくん!
私、知ってる!
長くてまっすぐでまわりに何もない場所!」
歩美がコナンにそう言った。
「え?」
「この前、テレビで見たの!
イルカクジラウォッチングっていうのやってた時に映ってたよ!」
「イルカクジラウォッチングって言えば室蘭か!
埠頭だ‼」
地図で場所を探すコナン。
「あった!
崎守埠頭‼
なんとかギリギリの長さか…」
「でも距離がギリギリ足りないんじゃない?江戸川君」
「これ以上迷ってられねぇよ
風向きが重要にはなるが…」
「確か羽田で見た天気予報だと西風だって言ってました」
「本当か!?光彦!」
「はい」
「この埠頭は東西に向かって伸びている…
西風に向かって東から着陸すればギリギリ着陸できるかも」
「無理だ」
「え?」
新庄がコナンに待ったをかける。
「さっき管制塔にぶつかった時に左腕を強打してな…
今はほとんど右手だけで操縦しているんだ…
手動で着陸させるには両手で操縦桿を握らなきゃならねぇ…」
「(キッド…おめぇ…)」
「そうだ!
キミ、視力は?」
新庄は後ろにいた理彩に問う。
『え?両目とも1.5ですけど…』
「持病は?」
『特にありませんけど…
あ…でもパニックとかになると過呼吸にはなりますけど…』
「スリーサイズは?」
『えーと…な、何を‼』
「よーし、合格だ
オレの代わりにここに座ってくれ‼」
『な、何を言ってるんですか!?
私、飛行機の操縦なんて…』
「大丈夫!
操作はオレが後ろから教えるからキミは操縦桿を握ってるだけでいい」
『む、無理です!絶対!』
「(おいコラ!
…キッド…ふざけてる場合かよ…)」
コナンは呆れた。
ゴオオオッ
「飛行機が!?下がってます‼」
「「「「『あ…』」」」」
「とりあえず理彩姉ちゃん!早く座って‼」
『うん…』
操縦席に座る。
「ゆっくり操縦桿を引くんだ…
落ち着いてな…」
『あ…はい』
「よし、その調子
簡単だろ?」
『そんな…わけ…』
「室蘭の方向は?」
「方位は023度だ」
「023度だな…」
「山越えになるから高度は5000以上だ」
「分かった
すいませんが乗客には千歳に向かうと言って下さい!」
新庄は近くにいたCAに言った。
「それと、2階席の全員を下へ」
「え?」
「女子高生が操縦してると知ったらパニックになりかねない」
「あ…はい」
「キミたちにもお願いがあるんだ」
新庄は子供たちにあるお願いをした。
「キミたちには他の乗客の子供たちが騒ぎ出さないように見張っていて欲しいんだ
できるよな?」
「「「はい‼」」」
「私は残ります!
理彩を一人になんてできないし!」
蘭はそう告げた。
「いいだろう…
装置の説明は途中でするとして…
時間がない、行こう」
「そろそろ室蘭だ」
「見えた!」
「崎守埠頭はもっと左…白鳥大橋の向こう…しまった‼」
『暗くて…何にも見えないよ?』
「(どうする‼
後戻りはできねぇ)」
ピッ
新庄が何かのスイッチを押した。
「な、何を!?」
「なんかヤバそうなんでオレは先に降りるぜ!
グッドラック!」
「え!?」
新庄は出て行く。
蘭が追いかけたが…。
「おい!待て‼」
『えっ…私…どうしたらいいの!?』
ゴオオオッ
「理彩姉ちゃん!
機首を下げて!」
『うん』
「ちょっと‼
いったい何を!?」
「何かにつかまってろ‼」
ボン
窓を開閉した。
それによりコックピットでは警告音がした。
『え?何!?』
「大丈夫!心配ないから理彩姉ちゃんは集中して」
『うん、分かった』
「え…怪盗キッド!?
新庄さんは?」
「ではお嬢さん…
またいつか月下の淡い光の下でお会いしましょう
では、失礼☆」
「えー!?飛び降りた!?」
「飛び降りた!?」
「うん‼
新庄さん、キッドだったみたい」
「(もしかして…アイツ…
いや…考えすぎか?)」
『コナン君…』
「何?」
『これからどうしょう…
明かりもないのに…飛行機の着陸なんて…』
「とりあえず様子見てみてからだよ」
『うん…』