14番目の標的
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もしも人質が蘭じゃなくて理彩だったら
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ある日の朝方…
『…おはよう…』
「蘭は考え過ぎなのよ
あなた、色々事件見るようになってそういう夢を見るのよ
あら?理彩おはよう」
『お母さんおはよう
電話は…蘭から?』
「えぇ」
「おはよう理彩」
電話をスピーカーにして会話する。
『早いね?
まだ朝の4時30分だよ?』
「ちょっとある夢を見て心配になってお母さんに電話しただけなの」
『そっか…てっきり今日が楽しみで朝早くからお母さんに電話かと思ったよ?』
「それもあったりして」
「『あははは…』」
「二人とも今日の19時楽しみにしてるからね!」
「はいはい」
通話を終えた。
「あの子…覚えてないのに…」
『どうかしたの?』
「蘭がね
夢で私が拳銃で撃たれたんですって
だから心配になって電話して来たのよ」
『お母さんの傷のことは蘭は全然覚えてないんだよね?』
「えぇ」
『たまたま蘭は似た感じの夢を見ただけかもね?』
「そうね」
『それより朝食は何がいい?』
「あら?休日なんだから朝食は私が作るわよ理彩」
『じゃあお願い』
「任せなさい」
朝食を母親に任せ他の家事をする。
『遅いね?』
「どうせ誰かさんが麻雀でもやってるんでしょ…」
『お父さん…ダメダメだね…』
「理彩は誰かさんみたいな大人にならないでよね」
『あ、うん…』
キィ…
扉が開いた。
「お母さんと理彩!ごめんね!
少し遅れちゃった!!」
「いいのよ…
どうせ誰かさんが麻雀でもやってたんでしょう?
理彩とそうかもってちょうど話していたところよ」
「(大正解…相変わらず鋭いなこの人…)」
席に着く。
両親はソムリエにワインを選んでもらっていた。
それを見ながら蘭はコナンにワインやソムリエについての紹介をしていた。
「よく知ってるな蘭」
「仁科さんの本で読んだの」
「仁科?誰だそれ?」
『私もよく知らないけど蘭が最近熱中しているグルメエッセイストの人の本に書いてあったらしいよ?』
「へぇー」
「例えば…赤ワインは常温で…白ワインとロゼは冷やして飲むといいとか」
「そう言っている方もたくさんいますが…ワインの温度は飲む方の好きな温度で構いません」
「そうなんですね」
『あの、沢木さん?
ホットワインを飲むと体が温かくなるから風邪予防に飲む人がいるんですよね?
知り合いに飲んでる人がいるんです
イギリスではクリスマスや寒い時に飲んだりするところもあるらしい有名な飲み物なんですよね?
赤ワインとシナモンとかを入れて温めるんですよね?
アルコールは少し飛んでしまうけどワインが苦手な人でも飲みやすくなるんですよね?』
「おや?お詳しいですね
イギリスということはモルドワインですね
ホットワインは日本での言い方です」
「理彩詳しいね?」
『知り合いの人が教えてくれたの』
「そうなんだ」
「ではごゆっくり」
ソムリエの沢木が席を離れた。
「しかしなんだな
蘭も理彩もそういうのに興味が出る年頃になったんだな」
「それだけに私達も確実に歳を取ってるって事よ!」
「違いねぇな」
「フフフ…」
「ハハハ…」
両親は笑っていた。
「(なんかいい感じになってきたね)」
『(そうだね)』
姉妹たちは笑う両親を見て嬉しかった。
デザートを食べる。
「ここの料理、美味しいわね」
「ここの料理とワインは昔とちっとも変わらねぇな」
「ねぇ覚えてる?
15年前あなたと初めてこの店に来た時にあなた、私にプレゼントくれたのよ」
「ああ…お前の好きなジゴバのチョコレートだろ?」
「帰りに米花公園のベンチに並んで食べたのよね」
「そうだったな…」
「その話…初耳なんだけど!」
『蘭は知らなかったの?
お母さんはいつも私に話してだけど…
あ…お父さんが話すわけ……ないか』
「うん
お母さんがジゴバのチョコレートが好きなのは知ってるけどそんなエピソードがあったなんて」
「あっ!!十和子さん♥」
小五郎は知り合いを見つけたのか窓際に行く。
「お父さん?十和子さんって?」
「銀座のクラブのママだよ
いやあ、彼女にはしょっちゅう世話に…」
ガタッ
「お先に失礼するわ」
「お母さん!まだいいじゃない!
家に寄ってコーヒーでも」
「結構よ」
英理は小五郎の言動に怒ったようだ。
「お母さん…」
「どこかの誰かさんは私たちより誰かに夢中のようだし…」
「十和子さん…どこに?」
「「……」」
『……』
蘭と理彩とコナンは呆れた顔を小五郎に向けた。
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ある日の朝方…
『…おはよう…』
「蘭は考え過ぎなのよ
あなた、色々事件見るようになってそういう夢を見るのよ
あら?理彩おはよう」
『お母さんおはよう
電話は…蘭から?』
「えぇ」
「おはよう理彩」
電話をスピーカーにして会話する。
『早いね?
まだ朝の4時30分だよ?』
「ちょっとある夢を見て心配になってお母さんに電話しただけなの」
『そっか…てっきり今日が楽しみで朝早くからお母さんに電話かと思ったよ?』
「それもあったりして」
「『あははは…』」
「二人とも今日の19時楽しみにしてるからね!」
「はいはい」
通話を終えた。
「あの子…覚えてないのに…」
『どうかしたの?』
「蘭がね
夢で私が拳銃で撃たれたんですって
だから心配になって電話して来たのよ」
『お母さんの傷のことは蘭は全然覚えてないんだよね?』
「えぇ」
『たまたま蘭は似た感じの夢を見ただけかもね?』
「そうね」
『それより朝食は何がいい?』
「あら?休日なんだから朝食は私が作るわよ理彩」
『じゃあお願い』
「任せなさい」
朝食を母親に任せ他の家事をする。
『遅いね?』
「どうせ誰かさんが麻雀でもやってるんでしょ…」
『お父さん…ダメダメだね…』
「理彩は誰かさんみたいな大人にならないでよね」
『あ、うん…』
キィ…
扉が開いた。
「お母さんと理彩!ごめんね!
少し遅れちゃった!!」
「いいのよ…
どうせ誰かさんが麻雀でもやってたんでしょう?
理彩とそうかもってちょうど話していたところよ」
「(大正解…相変わらず鋭いなこの人…)」
席に着く。
両親はソムリエにワインを選んでもらっていた。
それを見ながら蘭はコナンにワインやソムリエについての紹介をしていた。
「よく知ってるな蘭」
「仁科さんの本で読んだの」
「仁科?誰だそれ?」
『私もよく知らないけど蘭が最近熱中しているグルメエッセイストの人の本に書いてあったらしいよ?』
「へぇー」
「例えば…赤ワインは常温で…白ワインとロゼは冷やして飲むといいとか」
「そう言っている方もたくさんいますが…ワインの温度は飲む方の好きな温度で構いません」
「そうなんですね」
『あの、沢木さん?
ホットワインを飲むと体が温かくなるから風邪予防に飲む人がいるんですよね?
知り合いに飲んでる人がいるんです
イギリスではクリスマスや寒い時に飲んだりするところもあるらしい有名な飲み物なんですよね?
赤ワインとシナモンとかを入れて温めるんですよね?
アルコールは少し飛んでしまうけどワインが苦手な人でも飲みやすくなるんですよね?』
「おや?お詳しいですね
イギリスということはモルドワインですね
ホットワインは日本での言い方です」
「理彩詳しいね?」
『知り合いの人が教えてくれたの』
「そうなんだ」
「ではごゆっくり」
ソムリエの沢木が席を離れた。
「しかしなんだな
蘭も理彩もそういうのに興味が出る年頃になったんだな」
「それだけに私達も確実に歳を取ってるって事よ!」
「違いねぇな」
「フフフ…」
「ハハハ…」
両親は笑っていた。
「(なんかいい感じになってきたね)」
『(そうだね)』
姉妹たちは笑う両親を見て嬉しかった。
デザートを食べる。
「ここの料理、美味しいわね」
「ここの料理とワインは昔とちっとも変わらねぇな」
「ねぇ覚えてる?
15年前あなたと初めてこの店に来た時にあなた、私にプレゼントくれたのよ」
「ああ…お前の好きなジゴバのチョコレートだろ?」
「帰りに米花公園のベンチに並んで食べたのよね」
「そうだったな…」
「その話…初耳なんだけど!」
『蘭は知らなかったの?
お母さんはいつも私に話してだけど…
あ…お父さんが話すわけ……ないか』
「うん
お母さんがジゴバのチョコレートが好きなのは知ってるけどそんなエピソードがあったなんて」
「あっ!!十和子さん♥」
小五郎は知り合いを見つけたのか窓際に行く。
「お父さん?十和子さんって?」
「銀座のクラブのママだよ
いやあ、彼女にはしょっちゅう世話に…」
ガタッ
「お先に失礼するわ」
「お母さん!まだいいじゃない!
家に寄ってコーヒーでも」
「結構よ」
英理は小五郎の言動に怒ったようだ。
「お母さん…」
「どこかの誰かさんは私たちより誰かに夢中のようだし…」
「十和子さん…どこに?」
「「……」」
『……』
蘭と理彩とコナンは呆れた顔を小五郎に向けた。