銀翼の奇術師
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「機長しっかり‼」
「早く機長さんの座席をずらして‼」
「え?はい!」
コナンは機長にまたがるように座席に滑り込み、操縦桿を急いで引く。
「うおぉぉぉっ‼」
コナンのとっさの行動により急降下していた飛行機はなんとか安定することができた。
「(あとは自動操縦装置(オーパイ)のスイッチを)」
ピッ
「新庄さん?」
コナンが押そうとしたスイッチを新庄が押してくれた。
「でかしたぞボウズ‼
もう大丈夫です!すぐに医者を!」
「はい!」
機内にたまたま乗客で医者が乗っていた為、機長たちを診てもらう。
「毒物の中毒症状が出ています
処置をしたいのでキャビンに」
「分かりました」
男手を借り移動させる。
『コナン君、どうして機長さんたちまで?』
「樹里さんがトイレ以外で一回だけ席を立ってたんだ…
しかもコックピットに行ったのを僕は見てたんだ」
『え?』
「そうだったの?」
「それで、もしかしたら機長さんたちもって思って」
「なるほど」
『じゃあ今は操縦は?』
「自動操縦装置(オートパイロット)を押してあるけど…着陸の時には誰かがサポートしなきゃいけなくなるかも…
機長さんたちの状態次第だけど…すぐに回復は無理だと思うんだ」
『そうなんだ…
ピンチなのは変わらない感じなんだね』
「うん…」
「コックピットの様子見てくるね
新庄さんが管制に連絡してくれてるから」
コナンは戻って行った。
機長たちはコナンの読み通りすぐには回復できる状態ではなかった。
新庄が管制に連絡をし緊急着陸の指示をもらっていた。
多少の経験があるらしい新庄はサポートにとコナンを指名した。
『あれ?
お母さん…まだ寝ちゃってるみたい』
「なにぃ?」
「本当」
「皆さん、急いで席に着いてシートベルトをしっかり締めて下さい!」
機内放送が流れた。
「お父さん、お母さんの隣に座ってあげて」
「…ったく、しょうがねぇな…」
文句を言いつつも英理の隣の席に座りシートベルトをつけてあげる小五郎なのでした。
「…オマエ、キッドだろ」
「ん?なんのことだ?」
新庄に話しかけるコナン。
「バーロー…
どこの世界に小学生のガキを操縦席に座らせるヤツがいるんだ!」
「ははっ…やっぱりバレてたか!
今頃、本物の新庄は…」
「ニセキッドになって函館の樹里さんの別荘にいる…
だろ?」
「ほう…」
「オマエが乗ってきた時に樹里さん怒ってたからな…」
「さすがだな
ただ【キッドは必ず函館に向かった】って諦めの悪い警部が函館に向かったみたいだから…
今頃、ニセキッドと追いかけっこしてるかもな」
「まさか…中森警部!?」
「あぁ、ヤツ以外にいないっしょ?」
「だよな…」
函館ではキッドの予感通りニセキッドと中森警部が本当に追いかけっこしているとは知らないコナンたちであった。
「で…いつお宝をいただくつもりなんだ?」
「やめたよ…」
「え?」
「あの宝石はニセモノだ
恐らく客寄せのためにニセモノを本物と偽って公表したんだろうぜ
どうする?
オレを捕まえるか?探偵くん?」
「ああ…この巨大な鉄の鳥を巣に戻してからな…」
「マジかよ…」
空港が見えてきた。
管制からの指示に従い着陸にはいる。
だが、外は悪天候。
もう少しというところで雷が落ちた。
非常電源を入れてみたものの…自動操縦装置(オートパイロット)が起動していない。
こうなると乗客の命は操縦桿を握る新庄こと怪盗キッドに託されたことになる。
指示通りに作業を進めるが…そう上手くいかない。
キッドとコナンが必死に頑張るも…
機体が管制塔にぶつかり、エンジンが一つ取れたりとアクシデントだらけだ。
しまいには滑走路まで使えなくなってしまった。
再度機体を安定させるよう指示が入る。
滑走路の復帰まで待機することになったようだ。
バンっ
「コナンくん!大変!」
「エンジンが一つ取れちゃった‼」
歩美たちが駆け込んできた。
「分かってる‼
残った3つのエンジンだけでも十分着陸できっから‼
燃料もまだ十分…
何!?」
「どうした!?」
「燃料がほとんどなくなってる‼」
「何ィ!?」
「燃料がなくなった!?」
『え?』
「ウソ…」
歩美たちだけでなく蘭と理彩もやってきた。
「なっ!?
クロスフィードバルブが開いてる!?」
「なんだよその…クロス…なんとかって?」
「クロスフィードバルブ…」
「そのスイッチを押すと燃料タンクを仕切っていたバルブが開いて…ひとつながりになってしまうんだ」
「くそっ!
いったいどうして…!?」
「「「あー‼」」」
「どうした?おめぇら!?」
「さっきね
機長さんたちを運んでた時に出演者の伴さんがよろけて…どこかのスイッチに触れちゃってたの見たよ‼」
「本当か!?」
「うん!間違いないよ!コナンくん!」
「こりゃ、一刻の猶予もならねーぞ」
「ああ…」
「早く機長さんの座席をずらして‼」
「え?はい!」
コナンは機長にまたがるように座席に滑り込み、操縦桿を急いで引く。
「うおぉぉぉっ‼」
コナンのとっさの行動により急降下していた飛行機はなんとか安定することができた。
「(あとは自動操縦装置(オーパイ)のスイッチを)」
ピッ
「新庄さん?」
コナンが押そうとしたスイッチを新庄が押してくれた。
「でかしたぞボウズ‼
もう大丈夫です!すぐに医者を!」
「はい!」
機内にたまたま乗客で医者が乗っていた為、機長たちを診てもらう。
「毒物の中毒症状が出ています
処置をしたいのでキャビンに」
「分かりました」
男手を借り移動させる。
『コナン君、どうして機長さんたちまで?』
「樹里さんがトイレ以外で一回だけ席を立ってたんだ…
しかもコックピットに行ったのを僕は見てたんだ」
『え?』
「そうだったの?」
「それで、もしかしたら機長さんたちもって思って」
「なるほど」
『じゃあ今は操縦は?』
「自動操縦装置(オートパイロット)を押してあるけど…着陸の時には誰かがサポートしなきゃいけなくなるかも…
機長さんたちの状態次第だけど…すぐに回復は無理だと思うんだ」
『そうなんだ…
ピンチなのは変わらない感じなんだね』
「うん…」
「コックピットの様子見てくるね
新庄さんが管制に連絡してくれてるから」
コナンは戻って行った。
機長たちはコナンの読み通りすぐには回復できる状態ではなかった。
新庄が管制に連絡をし緊急着陸の指示をもらっていた。
多少の経験があるらしい新庄はサポートにとコナンを指名した。
『あれ?
お母さん…まだ寝ちゃってるみたい』
「なにぃ?」
「本当」
「皆さん、急いで席に着いてシートベルトをしっかり締めて下さい!」
機内放送が流れた。
「お父さん、お母さんの隣に座ってあげて」
「…ったく、しょうがねぇな…」
文句を言いつつも英理の隣の席に座りシートベルトをつけてあげる小五郎なのでした。
「…オマエ、キッドだろ」
「ん?なんのことだ?」
新庄に話しかけるコナン。
「バーロー…
どこの世界に小学生のガキを操縦席に座らせるヤツがいるんだ!」
「ははっ…やっぱりバレてたか!
今頃、本物の新庄は…」
「ニセキッドになって函館の樹里さんの別荘にいる…
だろ?」
「ほう…」
「オマエが乗ってきた時に樹里さん怒ってたからな…」
「さすがだな
ただ【キッドは必ず函館に向かった】って諦めの悪い警部が函館に向かったみたいだから…
今頃、ニセキッドと追いかけっこしてるかもな」
「まさか…中森警部!?」
「あぁ、ヤツ以外にいないっしょ?」
「だよな…」
函館ではキッドの予感通りニセキッドと中森警部が本当に追いかけっこしているとは知らないコナンたちであった。
「で…いつお宝をいただくつもりなんだ?」
「やめたよ…」
「え?」
「あの宝石はニセモノだ
恐らく客寄せのためにニセモノを本物と偽って公表したんだろうぜ
どうする?
オレを捕まえるか?探偵くん?」
「ああ…この巨大な鉄の鳥を巣に戻してからな…」
「マジかよ…」
空港が見えてきた。
管制からの指示に従い着陸にはいる。
だが、外は悪天候。
もう少しというところで雷が落ちた。
非常電源を入れてみたものの…自動操縦装置(オートパイロット)が起動していない。
こうなると乗客の命は操縦桿を握る新庄こと怪盗キッドに託されたことになる。
指示通りに作業を進めるが…そう上手くいかない。
キッドとコナンが必死に頑張るも…
機体が管制塔にぶつかり、エンジンが一つ取れたりとアクシデントだらけだ。
しまいには滑走路まで使えなくなってしまった。
再度機体を安定させるよう指示が入る。
滑走路の復帰まで待機することになったようだ。
バンっ
「コナンくん!大変!」
「エンジンが一つ取れちゃった‼」
歩美たちが駆け込んできた。
「分かってる‼
残った3つのエンジンだけでも十分着陸できっから‼
燃料もまだ十分…
何!?」
「どうした!?」
「燃料がほとんどなくなってる‼」
「何ィ!?」
「燃料がなくなった!?」
『え?』
「ウソ…」
歩美たちだけでなく蘭と理彩もやってきた。
「なっ!?
クロスフィードバルブが開いてる!?」
「なんだよその…クロス…なんとかって?」
「クロスフィードバルブ…」
「そのスイッチを押すと燃料タンクを仕切っていたバルブが開いて…ひとつながりになってしまうんだ」
「くそっ!
いったいどうして…!?」
「「「あー‼」」」
「どうした?おめぇら!?」
「さっきね
機長さんたちを運んでた時に出演者の伴さんがよろけて…どこかのスイッチに触れちゃってたの見たよ‼」
「本当か!?」
「うん!間違いないよ!コナンくん!」
「こりゃ、一刻の猶予もならねーぞ」
「ああ…」