銀翼の奇術師
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「グッ…う…ぐ…‼」
それは突然だった。
チョコレートを食べていた樹里がいきなり苦しみ始めたのだ。
「ぐああ…あ…ぐおお…お…」
苦しんでいた樹里がバタンっと倒れた。
小五郎はすぐさま樹里に近寄る。
「ダメだ…」
「チョコレートにでも毒があったのかしら?」
「さあな?」
『いやっ…』
「理彩」
理彩が亡くなっている樹里を見てしまいその場から動けなくなっていたため蘭が理彩の背を撫でてくれた。
少しして落ち着き席に座る。
CAに伝え機長に報告してもらったりして現場保存をすることになった。
みんなの席も後ろに移動になった。
コナンはこの事件を推理するため必死に状況を思い出す。
何故樹里さんだけだったのか…。
ふとした元太の行動を見たコナンはトリックに気付いた。
そして犯人が誰なのかも分かった。
いざ小五郎をいつものように眠らせ推理ショーをしようと麻酔銃を小五郎に撃ったが…
たまたま飛行機が揺れ小五郎の隣にいた英理に麻酔銃が当たってしまった…。
「(やべっ)」
仕方なく英理の声を借りて推理を披露することになってしまった。
実は毒はチョコレートにではなく、樹里さん自体にすでに犯人により仕込まれていたのだ。
飛行機に乗った時に気圧の変化で耳に違和感を感じることがある。
樹里さんが飛行機に乗ると必ず耳抜きをすることを犯人は知っていてそれを利用したのだ。
耳抜きする際に親指と人差し指で鼻をつまんで息を吐く方法で行ったのだろう。
樹里さんは一度トイレに行っていた。
そのトイレで耳抜きを行ったのだろう。
そしてその時に手に毒が付着した。
そうとも知らない樹里さんは毒がついた手でチョコレートを食べてしまい、チョコレートのまわりにココアパウダーでも付いていたのだろう…
指に付いたパウダーを舐めたのだろう…そして毒を完全に体内に入れてしまう結果になったと推理したコナン。
「毒は一体どこに?」
「彼女の肌
恐らく毒物をファンデーションに混ぜて樹里さんの鼻の両側に塗ったのよ
そうよね?
樹里さんのヘアメイクの酒井なつきさん‼
あなたが犯人よ!」
「え⁉」
皆がなつきを見る。
「面白い推理だわ!
でもありえないわ!」
なつきは反論する。
「コナン君に聞いたわよ
あなた、ファンデーションをいじろうとした歩美ちゃんを叱ったそうじゃない?」
「あれは…まだ子供には早いから注意しただけで…叱ってなんか…」
「子供たちが悪戯して、万が一にそれに触れないように釘を刺したんじゃなくて?」
「証拠…そこまで言うならちゃんとした証拠を見せなさいよ!」
「まぁ、樹里さんの指からファンデーションに混ぜた毒が検出されればそれが証拠になるでしょうけど…樹里さんが指を舐めてしまってるから証拠としては残ってないけど」
「なら」
「でも、他にもあるわ」
「え?」
「賢いあなたは機内になんか持ち込んでないでしょうけど…
毒を混ぜたファンデーションの瓶と使用したスポンジのパフ…
捨てるなんてできないわよね?
私なら送るでしょうね…自宅宛にね」
「…降参だわ…」
なつきは犯行理由を話していく。
樹里のヘアメイクをしながらハリウッドでメイクとしていつか活躍するのがずっと夢だった。
やっと認められハリウッドで活躍できると思っていた矢先…なつきを手放すことが樹里にはできず裏から手を回してそれをつぶしたのだという…。
更にはヘアメイク以外にも付き人のように扱われ我慢できなかったのが動機らしい。
「メイクのプライドがとか言っておきながらあんたは犯行にそのメイク道具を使っている!
今のあんたにプライドなんて言葉を使う資格はねぇ‼」
小五郎のこの一言をなつきに言った。
「そうかも…しれませんね…」
【何だ…さっきから嫌な予感が…頭のシンがピリピリするような】
「‼(待てよ…確か樹里さん…トイレ以外で一回席を立っている)
まずい!ねぇ!
さっき機長さん達に持って行ったお菓子、食べないように言って‼」
コナンは近くにいたCAにそう言った。
「え?」
「早くしないと機長さんたちが危ないんだ‼」
「どうした?」
「機長さんたちの指にも毒がついているかもしれないんだ‼」
「なんだと⁉どういうことだ?」
「はい!すぐに!」
別のCAがコックピットからと思われる電話を受けた。
コックピットに向かうのを見てコナンと小五郎も一緒に向かう。
「失礼します…」
「「「⁉」」」
「うううっ…」
「ううっ」
中に入ると機長と副操縦士が苦しんでいたのだ。
「やっぱりだ‼」
「だからどういうことか説明しろ‼」
「今はそんなことより早く機長さんたちを‼」
「そうだな」
ゴオッ
いきなり飛行機が急降下を始めた。
「うおっ!」
「自動操縦装置(オートパイロット)が解除されたんだ‼」
「何ィ⁉」
それは突然だった。
チョコレートを食べていた樹里がいきなり苦しみ始めたのだ。
「ぐああ…あ…ぐおお…お…」
苦しんでいた樹里がバタンっと倒れた。
小五郎はすぐさま樹里に近寄る。
「ダメだ…」
「チョコレートにでも毒があったのかしら?」
「さあな?」
『いやっ…』
「理彩」
理彩が亡くなっている樹里を見てしまいその場から動けなくなっていたため蘭が理彩の背を撫でてくれた。
少しして落ち着き席に座る。
CAに伝え機長に報告してもらったりして現場保存をすることになった。
みんなの席も後ろに移動になった。
コナンはこの事件を推理するため必死に状況を思い出す。
何故樹里さんだけだったのか…。
ふとした元太の行動を見たコナンはトリックに気付いた。
そして犯人が誰なのかも分かった。
いざ小五郎をいつものように眠らせ推理ショーをしようと麻酔銃を小五郎に撃ったが…
たまたま飛行機が揺れ小五郎の隣にいた英理に麻酔銃が当たってしまった…。
「(やべっ)」
仕方なく英理の声を借りて推理を披露することになってしまった。
実は毒はチョコレートにではなく、樹里さん自体にすでに犯人により仕込まれていたのだ。
飛行機に乗った時に気圧の変化で耳に違和感を感じることがある。
樹里さんが飛行機に乗ると必ず耳抜きをすることを犯人は知っていてそれを利用したのだ。
耳抜きする際に親指と人差し指で鼻をつまんで息を吐く方法で行ったのだろう。
樹里さんは一度トイレに行っていた。
そのトイレで耳抜きを行ったのだろう。
そしてその時に手に毒が付着した。
そうとも知らない樹里さんは毒がついた手でチョコレートを食べてしまい、チョコレートのまわりにココアパウダーでも付いていたのだろう…
指に付いたパウダーを舐めたのだろう…そして毒を完全に体内に入れてしまう結果になったと推理したコナン。
「毒は一体どこに?」
「彼女の肌
恐らく毒物をファンデーションに混ぜて樹里さんの鼻の両側に塗ったのよ
そうよね?
樹里さんのヘアメイクの酒井なつきさん‼
あなたが犯人よ!」
「え⁉」
皆がなつきを見る。
「面白い推理だわ!
でもありえないわ!」
なつきは反論する。
「コナン君に聞いたわよ
あなた、ファンデーションをいじろうとした歩美ちゃんを叱ったそうじゃない?」
「あれは…まだ子供には早いから注意しただけで…叱ってなんか…」
「子供たちが悪戯して、万が一にそれに触れないように釘を刺したんじゃなくて?」
「証拠…そこまで言うならちゃんとした証拠を見せなさいよ!」
「まぁ、樹里さんの指からファンデーションに混ぜた毒が検出されればそれが証拠になるでしょうけど…樹里さんが指を舐めてしまってるから証拠としては残ってないけど」
「なら」
「でも、他にもあるわ」
「え?」
「賢いあなたは機内になんか持ち込んでないでしょうけど…
毒を混ぜたファンデーションの瓶と使用したスポンジのパフ…
捨てるなんてできないわよね?
私なら送るでしょうね…自宅宛にね」
「…降参だわ…」
なつきは犯行理由を話していく。
樹里のヘアメイクをしながらハリウッドでメイクとしていつか活躍するのがずっと夢だった。
やっと認められハリウッドで活躍できると思っていた矢先…なつきを手放すことが樹里にはできず裏から手を回してそれをつぶしたのだという…。
更にはヘアメイク以外にも付き人のように扱われ我慢できなかったのが動機らしい。
「メイクのプライドがとか言っておきながらあんたは犯行にそのメイク道具を使っている!
今のあんたにプライドなんて言葉を使う資格はねぇ‼」
小五郎のこの一言をなつきに言った。
「そうかも…しれませんね…」
【何だ…さっきから嫌な予感が…頭のシンがピリピリするような】
「‼(待てよ…確か樹里さん…トイレ以外で一回席を立っている)
まずい!ねぇ!
さっき機長さん達に持って行ったお菓子、食べないように言って‼」
コナンは近くにいたCAにそう言った。
「え?」
「早くしないと機長さんたちが危ないんだ‼」
「どうした?」
「機長さんたちの指にも毒がついているかもしれないんだ‼」
「なんだと⁉どういうことだ?」
「はい!すぐに!」
別のCAがコックピットからと思われる電話を受けた。
コックピットに向かうのを見てコナンと小五郎も一緒に向かう。
「失礼します…」
「「「⁉」」」
「うううっ…」
「ううっ」
中に入ると機長と副操縦士が苦しんでいたのだ。
「やっぱりだ‼」
「だからどういうことか説明しろ‼」
「今はそんなことより早く機長さんたちを‼」
「そうだな」
ゴオッ
いきなり飛行機が急降下を始めた。
「うおっ!」
「自動操縦装置(オートパイロット)が解除されたんだ‼」
「何ィ⁉」