迷宮の十字路
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『あ!王って漢字になりますよ』
「本当ですね」
「そしてこの暗号にある点を王に足すと玉になります」
「この場所は…仏光寺?」
「そういうことですよ‼
仏像があるのはそこです」
「そういうことだったのか!
こんなに簡単に分かるならあんなに悩む必要なかったじゃねぇかよ‼」
『そうですね』
「とりあえず行ってみましょうか!
この仏光寺に」
「そうだな」
レンタカーを借り仏光寺に向かう。
仏光寺に着いた。
敷地に入ってみた。
「特に何かあるわけじゃねぇな」
「そうですよね」
「おや?これは」
『どうかしたんですか?』
杉下は何かを見つけた。
【玉龍寺跡】と書かれた石だ。
「玉龍寺跡?」
『じゃあこっちですか?』
「恐らくこちらが本当の答えでしょう」
松田は携帯で場所を調べる。
「場所が分かったぜ杉下」
「では行きましょうか!松田君」
「あぁ」
玉龍寺に向かっている。
窓から景色を見ていた理彩は見知った人物が歩いているのに気づく。
『あれっ⁉
ちょっと止まって下さい陣平さん‼』
「どうした⁉理彩」
急に運転していた松田に車を止めるように頼む理彩。
キィー
ある人の横で車が止まるなり窓を開けて理彩は誰かに話しかける。
『こんなところで何やってるの⁉服部君‼』
「ん?」
そう、理彩が声を掛けたのはふらつく体で歩いていた平次だったのだ。
『玉龍寺に向かうところやけど?』
「はぁ⁉どうして⁉」
「どうでもえぇやろ」
『私達は暗号をこの刑事さんたちと解いたから向かってるの』
「刑事?
(げぇ…杉下警部に松田刑事じゃねぇかよ‼
あと名前は知らねぇけど杉下警部の知り合いの女性も…)」
『あれ?でも何か違和感があるかも?
本当に服部君?』
「…おめぇさ…
そういう時だけ勘が鋭いのどうかと思うぜ」
『あ!その声‼
新一でしょ‼』
「正解」
「え?別人⁉」
理彩以外はそれに驚く。
「だが、玉龍寺に行くなら止めとけよ理彩」
『どうして?』
「あそこは盗賊団【源氏蛍】の根城だからだ」
「やはりそうでしたか!」
「みたいだな」
『新一はどうして知ってるの?
もしかして一連の事件を調べてるの?』
「あぁ…早く行かねぇとこのままじゃ遠山さんが危険なんだよ」
『和葉ちゃん⁉どうして?』
「連中に誘拐されたんだよ」
『え⁉』
「おや」
「はぁ⁉」
「あら…」
「服部は怪我で動けねぇからオレが代わりに行くんだよ」
『なら一緒に乗って行く?
目的地は同じみたいだし?』
「迷惑じゃねぇか?」
『いいですよね?』
理彩は松田に聞く。
「何やら訳ありみたいだからな構わないぜ理彩
乗れよ小僧」
「じゃあ…」
乗り込む新一。
気を取り直して発進。
『っていうか新一?』
「なんだよ」
『その服って服部君のじゃなかったっけ?
何を塗ったか知らないけど色黒すぎない?』
「あいつから拝借してきたからな
あいつに変装するにはこれくらい色黒に塗らねぇとな」
『え?変装だったの⁉』
「まぁな
連中は服部が持ってた水晶玉が目当てなんだよ!
だから服部に連中は遠山さんを誘拐したことを連絡して来たんだが…あいつ今、負傷中だからな」
『え?服部君の⁉
それってもしかしてあの水晶玉のこと?
和葉ちゃんに見せてもらったあのインタビュー記事の?』
「あぁ」
「え?あれのことですか?」
「幸子さん、何かご存じですか?」
「あっ、はい
京都に着いたばかりの時に理彩さんの双子の蘭さんにお会いした時に、
誘拐されたという和葉さんにお会いした時に水晶玉の話を理彩さんと一緒に聞いたんです」
「そうですか」
「服部が持ってるあの水晶玉は仏像の額の白毫だ
しかも山能寺から盗まれた仏像のな」
「おや?山能寺から盗まれた仏像のですか?」
「あぁ」
「なるほどな
白毫がないから連中は8年前に盗んだ仏像をずっと売買できなかったんだな」
「そうでしたか!
やっと事件の全容が把握できましたよ」
「そうだな杉下」
「ところで理彩さん」
『はい?』
「今更ですが、この彼は知り合いなんですか?」
『はい、最近はメディアに出ないから皆さんが知らないかもしれませんが私がよく話題に出していた幼なじみの工藤新一です』
「例の高校生探偵の彼ですか⁉」
「こいつが例の高校生探偵の幼なじみの奴か⁉」
『はい』
「おめぇさ…何を言いふらしてるんだよ理彩」
『え?特に何も?
ただ幼なじみが高校生探偵なんですってここにいるみんなに話しただけだよ?』
「…そうかよ」
「着いたぜ」
「何があるか分かりませんから理彩さんと幸子さんはこのまま車で待っていてください」
『はい』
「本当ですね」
「そしてこの暗号にある点を王に足すと玉になります」
「この場所は…仏光寺?」
「そういうことですよ‼
仏像があるのはそこです」
「そういうことだったのか!
こんなに簡単に分かるならあんなに悩む必要なかったじゃねぇかよ‼」
『そうですね』
「とりあえず行ってみましょうか!
この仏光寺に」
「そうだな」
レンタカーを借り仏光寺に向かう。
仏光寺に着いた。
敷地に入ってみた。
「特に何かあるわけじゃねぇな」
「そうですよね」
「おや?これは」
『どうかしたんですか?』
杉下は何かを見つけた。
【玉龍寺跡】と書かれた石だ。
「玉龍寺跡?」
『じゃあこっちですか?』
「恐らくこちらが本当の答えでしょう」
松田は携帯で場所を調べる。
「場所が分かったぜ杉下」
「では行きましょうか!松田君」
「あぁ」
玉龍寺に向かっている。
窓から景色を見ていた理彩は見知った人物が歩いているのに気づく。
『あれっ⁉
ちょっと止まって下さい陣平さん‼』
「どうした⁉理彩」
急に運転していた松田に車を止めるように頼む理彩。
キィー
ある人の横で車が止まるなり窓を開けて理彩は誰かに話しかける。
『こんなところで何やってるの⁉服部君‼』
「ん?」
そう、理彩が声を掛けたのはふらつく体で歩いていた平次だったのだ。
『玉龍寺に向かうところやけど?』
「はぁ⁉どうして⁉」
「どうでもえぇやろ」
『私達は暗号をこの刑事さんたちと解いたから向かってるの』
「刑事?
(げぇ…杉下警部に松田刑事じゃねぇかよ‼
あと名前は知らねぇけど杉下警部の知り合いの女性も…)」
『あれ?でも何か違和感があるかも?
本当に服部君?』
「…おめぇさ…
そういう時だけ勘が鋭いのどうかと思うぜ」
『あ!その声‼
新一でしょ‼』
「正解」
「え?別人⁉」
理彩以外はそれに驚く。
「だが、玉龍寺に行くなら止めとけよ理彩」
『どうして?』
「あそこは盗賊団【源氏蛍】の根城だからだ」
「やはりそうでしたか!」
「みたいだな」
『新一はどうして知ってるの?
もしかして一連の事件を調べてるの?』
「あぁ…早く行かねぇとこのままじゃ遠山さんが危険なんだよ」
『和葉ちゃん⁉どうして?』
「連中に誘拐されたんだよ」
『え⁉』
「おや」
「はぁ⁉」
「あら…」
「服部は怪我で動けねぇからオレが代わりに行くんだよ」
『なら一緒に乗って行く?
目的地は同じみたいだし?』
「迷惑じゃねぇか?」
『いいですよね?』
理彩は松田に聞く。
「何やら訳ありみたいだからな構わないぜ理彩
乗れよ小僧」
「じゃあ…」
乗り込む新一。
気を取り直して発進。
『っていうか新一?』
「なんだよ」
『その服って服部君のじゃなかったっけ?
何を塗ったか知らないけど色黒すぎない?』
「あいつから拝借してきたからな
あいつに変装するにはこれくらい色黒に塗らねぇとな」
『え?変装だったの⁉』
「まぁな
連中は服部が持ってた水晶玉が目当てなんだよ!
だから服部に連中は遠山さんを誘拐したことを連絡して来たんだが…あいつ今、負傷中だからな」
『え?服部君の⁉
それってもしかしてあの水晶玉のこと?
和葉ちゃんに見せてもらったあのインタビュー記事の?』
「あぁ」
「え?あれのことですか?」
「幸子さん、何かご存じですか?」
「あっ、はい
京都に着いたばかりの時に理彩さんの双子の蘭さんにお会いした時に、
誘拐されたという和葉さんにお会いした時に水晶玉の話を理彩さんと一緒に聞いたんです」
「そうですか」
「服部が持ってるあの水晶玉は仏像の額の白毫だ
しかも山能寺から盗まれた仏像のな」
「おや?山能寺から盗まれた仏像のですか?」
「あぁ」
「なるほどな
白毫がないから連中は8年前に盗んだ仏像をずっと売買できなかったんだな」
「そうでしたか!
やっと事件の全容が把握できましたよ」
「そうだな杉下」
「ところで理彩さん」
『はい?』
「今更ですが、この彼は知り合いなんですか?」
『はい、最近はメディアに出ないから皆さんが知らないかもしれませんが私がよく話題に出していた幼なじみの工藤新一です』
「例の高校生探偵の彼ですか⁉」
「こいつが例の高校生探偵の幼なじみの奴か⁉」
『はい』
「おめぇさ…何を言いふらしてるんだよ理彩」
『え?特に何も?
ただ幼なじみが高校生探偵なんですってここにいるみんなに話しただけだよ?』
「…そうかよ」
「着いたぜ」
「何があるか分かりませんから理彩さんと幸子さんはこのまま車で待っていてください」
『はい』