迷宮の十字路
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「理彩も親しくしている相手だからな」
「そうなの?」
「あぁ」
「へぇー…理彩姉ちゃんは僕たちが知らない知り合いが多すぎだもんね」
「そうだな」
「そういえばあの絵の暗号は解けましたか?」
「どうして二人がそれを知ってるの⁉」
「理彩が姉から聞いたって杉下に知らせてきたんだよ」
「あ…やっぱり理彩姉ちゃんか!
だから二人が京都にいるんだね?」
「そうだな」
「そういうあんたらは分かったんか?」
「いえ全然」
「「(だよな…)」」
「何か助っ人が欲しければいつでも連絡下さいねコナン君」
「うん分かった」
二人は出て行った。
「なぁ?工藤」
「何だよ?」
「今の刑事らやっぱり知り合いかいな?
さっき堤防にいたやろ?」
「あぁ、警視庁特命係の刑事たちだよ」
「特命係?
何やそれ?聞いたことないで⁉」
「だって窓際部署だからな」
「はぁ?」
「でも凄い人たちだぜ」
「そうなんか⁉」
「杉下警部も松田刑事も凄いぜ
二人とも真相に気づくのが早いからな!
かなり頼りになるぜ」
「はぁ?そうなんか⁉」
「あぁ」
「ほうか」
「お待たせしました」
外にいた理彩と幸子と合流した。
「やっぱり殺人事件とかですか?」
「えぇ」
「中に毛利探偵いたぜ理彩」
『え?そうなんですか?』
「あぁ、チビ探偵や姉もいたぜ」
『そうなんですか、もしかしてお父さん酔ってました?』
「あぁ…みたいだ」
『あはは…』
「さてとホテルに戻りますか?」
「そうですね」
だが、その夜に平次が何者かに襲われたのであった。
翌日。
「やっぱり分かりませんね」
「そうだよな」
杉下たちはホテルであの暗号とにらめっこしていた。
「少し休憩にしませんか?お二人とも」
『そうですよ
こういう時は休憩も必要ですよ?』
「それもそうだな」
「売店で美味しそうなお菓子があったので理彩さんと買ってきちゃいました」
『お茶菓子にと思って選んできました』
「そうか、ありがとな」
「いただきましょうか」
休憩する。
「そういえば」
「どうかされましたか?幸子さん」
「売店の店員さんにこの辺りで観光するならどこがいいかって聞いた時の話なんですけど」
「それが?」
「京都の人はたくさんある通りの名前を覚える為に東西の通り名を北から南に唄う手毬唄があるんですって!」
「手毬唄ですか?」
「はい、えっと
【まるたけえびすにおしおいけ
あねさんろっかくたこにしき】
あ…続きなんだったか忘れちゃいました…」
『えっと何だったっけ
あ…私も全部は覚えてないです』
「そういう唄があるんだな
初耳だぜ」
「そうですか…手毬唄…」
ふと杉下は暗号を見た。
「おや?もしかして…」
「どうした?杉下?」
「今の幸子さんと理彩さんの話を聞いていたらひらめきました」
「『え?』」
「どういうことだよ⁉杉下」
「いいですか
この暗号の絵は京都の通り名なんですよ」
「『え?』」
「通りだと⁉」
杉下に言われ暗号を覗きこむ三人。
「どういう意味ですか?杉下さん」
「ここに地図がありますが、絵と見て何かに気付きませんか?」
「え?」
『あっ!』
「どうした?理彩」
『どんぐりは御池通りのことかも』
「どんぐりが御池通り?」
『どんぐりころころの歌詞の中にどんぐりがお池にはまってさあ大変って部分がありますよね?
通り名に御池通りがあるのに地図を見て気づいて…この暗号のどんぐりは御池通りなのかなって思ったんです』
「そういうことか!」
「分かりましたか?
そうです!理彩さんが気付いたどんぐりもですが他の絵も何かに例えられませんか?」
「富士山は富の字から富小路通りですか?」
「正解です幸子さん」
「天狗は烏天狗から烏丸通りか!
ドジョウは柳川鍋から…柳馬場通りだろうな」
「そういうことですよ松田君
僕としたことが…こんな簡単なことに悩むとは…
これは深く考えなくても分かる暗号だったんですよ!」
「なるほどな
でも他にも法則があるんじゃねぇのか?」
『色が4色ですもんね』
「じゃあ色同士を繋げるとかですか?」
「恐らくそうでしょう」
地図と絵を照らし合わせ推理していく。
「なるほど!全部分かりましたよ」
「え?」
「いいですか!」
杉下は説明する。
「スミレは春の小川から小川通り
天狗は先程松田君が言った烏丸通り
富士山は幸子さんが言った富小路通り
ニワトリは酉の方角が西ですから西洞院通り
ドジョウは松田君が言った柳馬場通り」
「となるとだ
セミはアブラゼミから油小路通り
天狗は烏丸通り
金魚のエサは麩…だから麩屋町通りだな」
「そうです
そして同じ色の絵同士を線で結びます」
理彩は地図でそれぞれの同じ色の通りを線で結ぶ。
「そうなの?」
「あぁ」
「へぇー…理彩姉ちゃんは僕たちが知らない知り合いが多すぎだもんね」
「そうだな」
「そういえばあの絵の暗号は解けましたか?」
「どうして二人がそれを知ってるの⁉」
「理彩が姉から聞いたって杉下に知らせてきたんだよ」
「あ…やっぱり理彩姉ちゃんか!
だから二人が京都にいるんだね?」
「そうだな」
「そういうあんたらは分かったんか?」
「いえ全然」
「「(だよな…)」」
「何か助っ人が欲しければいつでも連絡下さいねコナン君」
「うん分かった」
二人は出て行った。
「なぁ?工藤」
「何だよ?」
「今の刑事らやっぱり知り合いかいな?
さっき堤防にいたやろ?」
「あぁ、警視庁特命係の刑事たちだよ」
「特命係?
何やそれ?聞いたことないで⁉」
「だって窓際部署だからな」
「はぁ?」
「でも凄い人たちだぜ」
「そうなんか⁉」
「杉下警部も松田刑事も凄いぜ
二人とも真相に気づくのが早いからな!
かなり頼りになるぜ」
「はぁ?そうなんか⁉」
「あぁ」
「ほうか」
「お待たせしました」
外にいた理彩と幸子と合流した。
「やっぱり殺人事件とかですか?」
「えぇ」
「中に毛利探偵いたぜ理彩」
『え?そうなんですか?』
「あぁ、チビ探偵や姉もいたぜ」
『そうなんですか、もしかしてお父さん酔ってました?』
「あぁ…みたいだ」
『あはは…』
「さてとホテルに戻りますか?」
「そうですね」
だが、その夜に平次が何者かに襲われたのであった。
翌日。
「やっぱり分かりませんね」
「そうだよな」
杉下たちはホテルであの暗号とにらめっこしていた。
「少し休憩にしませんか?お二人とも」
『そうですよ
こういう時は休憩も必要ですよ?』
「それもそうだな」
「売店で美味しそうなお菓子があったので理彩さんと買ってきちゃいました」
『お茶菓子にと思って選んできました』
「そうか、ありがとな」
「いただきましょうか」
休憩する。
「そういえば」
「どうかされましたか?幸子さん」
「売店の店員さんにこの辺りで観光するならどこがいいかって聞いた時の話なんですけど」
「それが?」
「京都の人はたくさんある通りの名前を覚える為に東西の通り名を北から南に唄う手毬唄があるんですって!」
「手毬唄ですか?」
「はい、えっと
【まるたけえびすにおしおいけ
あねさんろっかくたこにしき】
あ…続きなんだったか忘れちゃいました…」
『えっと何だったっけ
あ…私も全部は覚えてないです』
「そういう唄があるんだな
初耳だぜ」
「そうですか…手毬唄…」
ふと杉下は暗号を見た。
「おや?もしかして…」
「どうした?杉下?」
「今の幸子さんと理彩さんの話を聞いていたらひらめきました」
「『え?』」
「どういうことだよ⁉杉下」
「いいですか
この暗号の絵は京都の通り名なんですよ」
「『え?』」
「通りだと⁉」
杉下に言われ暗号を覗きこむ三人。
「どういう意味ですか?杉下さん」
「ここに地図がありますが、絵と見て何かに気付きませんか?」
「え?」
『あっ!』
「どうした?理彩」
『どんぐりは御池通りのことかも』
「どんぐりが御池通り?」
『どんぐりころころの歌詞の中にどんぐりがお池にはまってさあ大変って部分がありますよね?
通り名に御池通りがあるのに地図を見て気づいて…この暗号のどんぐりは御池通りなのかなって思ったんです』
「そういうことか!」
「分かりましたか?
そうです!理彩さんが気付いたどんぐりもですが他の絵も何かに例えられませんか?」
「富士山は富の字から富小路通りですか?」
「正解です幸子さん」
「天狗は烏天狗から烏丸通りか!
ドジョウは柳川鍋から…柳馬場通りだろうな」
「そういうことですよ松田君
僕としたことが…こんな簡単なことに悩むとは…
これは深く考えなくても分かる暗号だったんですよ!」
「なるほどな
でも他にも法則があるんじゃねぇのか?」
『色が4色ですもんね』
「じゃあ色同士を繋げるとかですか?」
「恐らくそうでしょう」
地図と絵を照らし合わせ推理していく。
「なるほど!全部分かりましたよ」
「え?」
「いいですか!」
杉下は説明する。
「スミレは春の小川から小川通り
天狗は先程松田君が言った烏丸通り
富士山は幸子さんが言った富小路通り
ニワトリは酉の方角が西ですから西洞院通り
ドジョウは松田君が言った柳馬場通り」
「となるとだ
セミはアブラゼミから油小路通り
天狗は烏丸通り
金魚のエサは麩…だから麩屋町通りだな」
「そうです
そして同じ色の絵同士を線で結びます」
理彩は地図でそれぞれの同じ色の通りを線で結ぶ。