迷宮の十字路
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「盗んだが何か盗品を売れない理由などがあったとしか考えられませんがね」
「まぁそうだろうな」
『例えばどんなことですか?』
「そうだな
売買のルートが決まらないとか、
売る気がなくなったとか、
盗品に不備があったとか、
美術品なら贋作だったとかだろうけどな」
「でも仏像って欲しい方っているんですか?杉下さん」
「いるみたいですよ」
「角田の話ではそういうマニアなコレクターは実際にいるらしいぜ」
「へぇーそうなんですね!」
『そういうのって盗品だと分かっていて買ってるんですか?』
「まぁそうだろうな」
『変わった人もいるんですね』
結局、暗号は分からずじまい。
夕食後、散歩で鴨川に来た理彩たち。
ちなみに理彩は松田と腕を組み歩いていてその後ろを杉下と幸子が歩いている。
『夜だと京都の街の雰囲気って変わるんですね陣平さん』
「そうだな」
『夜桜見物にはちょうどいいかも』
「まわりはカップルだらけだけどな」
『確かにそうですね』
確かにまわりはカップルだらけである。
「ここデートスポットなんですって!
あっ!なら私たちは理彩さんたちのお邪魔かもしれませんね杉下さん」
「そうですね」
杉下と幸子は笑って言った。
「そうだな」
『あはは…私は気にしてませんけど?』
「そうですか?
せっかくなら二人っきりにしてあげようかと思ったんですけど余計なお世話だったみたいですね」
『え…//』
「まぁ、そう言いながらも杉下たちはこのまま俺達といるだろうけどな」
『そうかも…』
「あら、バレちゃいました?」
「バレバレだぜ」
「それは残念…」
「月か…」
理彩たちがいる鴨川近くの茶屋にコナンたちはいた。
「なんや?工藤?どうかしたんか?」
「いや…月を見てたら前に蘭と待ち合わせした時のことを思い出してさ
約束を思い出した時にはもう2時間も遅刻しててな」
「そら、キツいな」
「オレもまさかもう待ってないだろうって思ったけど一応待ち合わせ場所に行ってみたらさ…
あいつ…オレを待ってやがった」
【悪い蘭!実はオレ…すっかり…】
【よかった!
新一の身に何か起こったんじゃないかって心配してたんだ!】
コナンはその時のことを思い出す。
「そん時やろ?あの子のことがただの幼なじみや思ってたんが変わったんは!」
「バ、バーロ…そんなんじゃねーよ‼」
コナンは顔を赤くして否定する。
「どうだか?」
「うるせぇな…それに幼なじみは蘭だけじゃねぇし」
「ん?まだおったんか?」
「蘭は双子だからな」
「はぁ⁉それ初耳やぞ工藤」
「ん?服部はまだ会ったことなかったっけ?」
「おぅ!ってか双子⁉」
「あぁ、蘭は双子の姉の方だからな
妹もいるんだよ」
「はぁ⁉」
「まぁ理彩は別居中の蘭の母親の妃さんと暮らしてるからあんまりおっちゃんの依頼について来てないからお前とは面識ねぇわな」
「別居かいな?」
「おっちゃんのせいでな」
「はぁ⁉」
「蘭の話では、妃さんの料理が不味いっておっちゃんが妃さんに言ったらしくてさ
かなりの大喧嘩」
「そら、キツいな」
「それで怒った妃さんが理彩だけ連れて突然家出したままなんだよ」
「あのおっちゃんしょうもな」
平次は部屋にいる小五郎を見た。
「もう10年になるな」
「そんなに⁉」
「あぁ」
「もしかして工藤、あの子やのうてそっちの子が好きなんか?」
「バーロ…‼」
「なんや違うんかい…期待してもうた」
「理彩にはオレは中学の時にフラられてるしな」
「はぁ?フラれた⁉」
「まぁ友達としか考えられないって言われてよ」
「ドンマイ工藤…」
「はぁ…
それにあいつにはもう相手いるしな」
「はぁ⁉マジか⁉」
「しかも相手は刑事だよ」
「はぁ⁉ちょい待て工藤
頭の整理が追い付かん‼」
コナンの爆弾発言に平次は頭が混乱する。
「まぁ、普通はそういう反応になるよな」
「工藤はそれでえぇのか⁉
好きやたんやろ?その子のことが」
「そうだけどさ…
幼なじみのままでもあいつが大事なのは変わらねぇし、相手の人はオレが勝手に信頼している刑事なんだ」
「はぁ⁉お前その相手を知っとるんか⁉」
「あぁ、事件でよく会うし」
「マジでか⁉」
「あぁ
信頼できるけど理彩を組織のことに巻き込ませないためにもその人にオレの正体は教えるつもりはないけどな」
「そうか」
平次は外を見た。
「なぁ工藤」
「どうした?」
「あれ、見てみぃ!」
「ん?あれは綾小路警部?」
堤防にいたのは京都府警の警部だった。
「何してんねん…あんなところで…」
「そうだな
ん?え…何でここにいるんだよ⁉」
「どうしたんや?工藤」
「綾小路警部の近くを歩いているあの人たちが知り合いだったから驚いたんだよ」
「知り合い?」
平次はもう一度見る。
「まぁそうだろうな」
『例えばどんなことですか?』
「そうだな
売買のルートが決まらないとか、
売る気がなくなったとか、
盗品に不備があったとか、
美術品なら贋作だったとかだろうけどな」
「でも仏像って欲しい方っているんですか?杉下さん」
「いるみたいですよ」
「角田の話ではそういうマニアなコレクターは実際にいるらしいぜ」
「へぇーそうなんですね!」
『そういうのって盗品だと分かっていて買ってるんですか?』
「まぁそうだろうな」
『変わった人もいるんですね』
結局、暗号は分からずじまい。
夕食後、散歩で鴨川に来た理彩たち。
ちなみに理彩は松田と腕を組み歩いていてその後ろを杉下と幸子が歩いている。
『夜だと京都の街の雰囲気って変わるんですね陣平さん』
「そうだな」
『夜桜見物にはちょうどいいかも』
「まわりはカップルだらけだけどな」
『確かにそうですね』
確かにまわりはカップルだらけである。
「ここデートスポットなんですって!
あっ!なら私たちは理彩さんたちのお邪魔かもしれませんね杉下さん」
「そうですね」
杉下と幸子は笑って言った。
「そうだな」
『あはは…私は気にしてませんけど?』
「そうですか?
せっかくなら二人っきりにしてあげようかと思ったんですけど余計なお世話だったみたいですね」
『え…//』
「まぁ、そう言いながらも杉下たちはこのまま俺達といるだろうけどな」
『そうかも…』
「あら、バレちゃいました?」
「バレバレだぜ」
「それは残念…」
「月か…」
理彩たちがいる鴨川近くの茶屋にコナンたちはいた。
「なんや?工藤?どうかしたんか?」
「いや…月を見てたら前に蘭と待ち合わせした時のことを思い出してさ
約束を思い出した時にはもう2時間も遅刻しててな」
「そら、キツいな」
「オレもまさかもう待ってないだろうって思ったけど一応待ち合わせ場所に行ってみたらさ…
あいつ…オレを待ってやがった」
【悪い蘭!実はオレ…すっかり…】
【よかった!
新一の身に何か起こったんじゃないかって心配してたんだ!】
コナンはその時のことを思い出す。
「そん時やろ?あの子のことがただの幼なじみや思ってたんが変わったんは!」
「バ、バーロ…そんなんじゃねーよ‼」
コナンは顔を赤くして否定する。
「どうだか?」
「うるせぇな…それに幼なじみは蘭だけじゃねぇし」
「ん?まだおったんか?」
「蘭は双子だからな」
「はぁ⁉それ初耳やぞ工藤」
「ん?服部はまだ会ったことなかったっけ?」
「おぅ!ってか双子⁉」
「あぁ、蘭は双子の姉の方だからな
妹もいるんだよ」
「はぁ⁉」
「まぁ理彩は別居中の蘭の母親の妃さんと暮らしてるからあんまりおっちゃんの依頼について来てないからお前とは面識ねぇわな」
「別居かいな?」
「おっちゃんのせいでな」
「はぁ⁉」
「蘭の話では、妃さんの料理が不味いっておっちゃんが妃さんに言ったらしくてさ
かなりの大喧嘩」
「そら、キツいな」
「それで怒った妃さんが理彩だけ連れて突然家出したままなんだよ」
「あのおっちゃんしょうもな」
平次は部屋にいる小五郎を見た。
「もう10年になるな」
「そんなに⁉」
「あぁ」
「もしかして工藤、あの子やのうてそっちの子が好きなんか?」
「バーロ…‼」
「なんや違うんかい…期待してもうた」
「理彩にはオレは中学の時にフラられてるしな」
「はぁ?フラれた⁉」
「まぁ友達としか考えられないって言われてよ」
「ドンマイ工藤…」
「はぁ…
それにあいつにはもう相手いるしな」
「はぁ⁉マジか⁉」
「しかも相手は刑事だよ」
「はぁ⁉ちょい待て工藤
頭の整理が追い付かん‼」
コナンの爆弾発言に平次は頭が混乱する。
「まぁ、普通はそういう反応になるよな」
「工藤はそれでえぇのか⁉
好きやたんやろ?その子のことが」
「そうだけどさ…
幼なじみのままでもあいつが大事なのは変わらねぇし、相手の人はオレが勝手に信頼している刑事なんだ」
「はぁ⁉お前その相手を知っとるんか⁉」
「あぁ、事件でよく会うし」
「マジでか⁉」
「あぁ
信頼できるけど理彩を組織のことに巻き込ませないためにもその人にオレの正体は教えるつもりはないけどな」
「そうか」
平次は外を見た。
「なぁ工藤」
「どうした?」
「あれ、見てみぃ!」
「ん?あれは綾小路警部?」
堤防にいたのは京都府警の警部だった。
「何してんねん…あんなところで…」
「そうだな
ん?え…何でここにいるんだよ⁉」
「どうしたんや?工藤」
「綾小路警部の近くを歩いているあの人たちが知り合いだったから驚いたんだよ」
「知り合い?」
平次はもう一度見る。