迷宮の十字路
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「5日前に郵便で差出人不明の手紙が来たらしくてね
その手紙と何か絵の暗号があって…それを解けば仏像のある場所が分かるらしいんだけど…全然分からなくてさ」
『暗号の絵ってどんなの?』
「これなんだけどね」
蘭は写メを見せた。
理彩と幸子は絵の暗号を見た。
『セミ、天狗、金魚、ニワトリ、ドジョウかな?
スミレ、また天狗、富士山?』
「横にどんぐりもありますね?」
『(気になるし陣平さんに写メ送ろうかな?杉下さんなら分かるかな?)
蘭、この画像を私の携帯に写メ送って』
「うん」
受信。
『ありがとう』
「それどうする気なの?理彩」
『私も暗号を考えるの手伝おうかと思ってね
謎解きが好きなたぶん今頃暇しているだろう人がいるから聞いてみようかなって思ってさ』
「あっもしかして杉下さん?」
『はい、幸子さんもご存じの杉下さんの気になるセンサーに引っかかるかなぁって思いまして』
「そのネーミングは松田さんが?」
『はい、メールでよくそう言ってますよ』
「なるほど」
すると理彩の携帯にメールが届いた。
『?』
見てみると松田からのメールだった。
『(何だろ?
でもタイミング良すぎだね)』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今、どこにいるんだ?
END
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
幸子さんと蘭、園子、知り合った和葉と甘味処にいることを返信。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうか!
今、杉下と京都駅に着いたところだ
どこかで合流できるか?
END
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『(え?二人とも京都に来てるの⁉)』
理彩は隣にいる幸子にメールの文面を見せた。
「(え?お二人とも京都に?)」
内容に驚く。
「そういえば理彩さん」
『はい』
「そろそろあれの予約時間じゃないですか?」
察した幸子がとっさに理彩に提案する。
『あ…そうだった!
ごめん蘭
幸子さんと予約してる予定の時間が来ちゃったから私たちもう行くね』
「え?」
『暗号分かったら教えるね
幸子さん急ぎましょ』
「そうですね」
二人はお代を置いて出て行った。
「え?何事?」
「さぁ?」
メールを松田にして京都駅で合流する理彩と幸子。
「理彩!ここだ!」
『お待たせしました』
「いえいえ、急かしてしまいましたか?」
「そうでもないですよ」
『急にどうしたんですか?
京都に来るなんて?』
「ちょっと杉下が気になることがあってな京都まで来たんだ
俺は付き添いみたいなもんだな」
『「気になること?」』
「はい、事件のことなので詳しくはお話しできませんが関係あるのではないかと思いましてね」
「だから来たんだぜ」
「なるほど
あっ理彩さん、さっきのあれを聞いてみたらどうでしょう?」
『そうですね』
「ん?どうかしたのか?」
「どうかされました?」
『さっきまで蘭といたんですけど
京都の山能寺というお寺からの依頼で今、お父さんも京都に来ているんですけど
差出人不明の手紙がお寺に来て暗号が送られてきたって話を聞いていたんです』
「差出人不明の手紙?」
「暗号ですか?」
『はい、蘭から写メで暗号を送ってもらったので分かります…
これなんですが』
理彩は画像を二人に見せる。
「何だ?これ?」
「パッと見では分かりませんね」
『私も幸子さんも頭を悩ましてて…
お父さんはもっと悩んでるらしいですよ
でもこの暗号を解けば仏像の在処が分かるんです
一般公開まで時間がないんです』
「仏像⁉」
「どういうことですか?理彩さん」
『あまり大声で言えないことなんですけど…
実は山能寺のご本尊の薬師如来像が8年前に何者かに盗まれているそうなんです』
「はぁ⁉」
「おや」
「蘭さんの話をまとめるとですね
この暗号を解くとその場所が分かるってことらしいんですよ」
「なるほど、そういうことですか」
「しかし、よく分かんねぇ暗号だな」
『はい
絵が何を表しているのか全然分からなくてお手上げ寸前ですもんね』
「そうですよね」
「理彩さん、ひとつ確認をよろしいですか?」
『はい?』
「依頼のあった山能寺とはどこにあるか分かりますか?」
『えっと…地図ってありますか?』
「はい、駅で貰った地図ならここにありますが?」
『えっとですね…あっここですね』
地図を指さす。
「それがどうした?杉下」
「たいしたことではないんですが山能寺がどこかと思いまして」
「そうか
でも仏像が盗まれたのは8年前なんだろ?
そもそも何で今頃探すことになるんだ?」
『それ私も思いました』
その手紙と何か絵の暗号があって…それを解けば仏像のある場所が分かるらしいんだけど…全然分からなくてさ」
『暗号の絵ってどんなの?』
「これなんだけどね」
蘭は写メを見せた。
理彩と幸子は絵の暗号を見た。
『セミ、天狗、金魚、ニワトリ、ドジョウかな?
スミレ、また天狗、富士山?』
「横にどんぐりもありますね?」
『(気になるし陣平さんに写メ送ろうかな?杉下さんなら分かるかな?)
蘭、この画像を私の携帯に写メ送って』
「うん」
受信。
『ありがとう』
「それどうする気なの?理彩」
『私も暗号を考えるの手伝おうかと思ってね
謎解きが好きなたぶん今頃暇しているだろう人がいるから聞いてみようかなって思ってさ』
「あっもしかして杉下さん?」
『はい、幸子さんもご存じの杉下さんの気になるセンサーに引っかかるかなぁって思いまして』
「そのネーミングは松田さんが?」
『はい、メールでよくそう言ってますよ』
「なるほど」
すると理彩の携帯にメールが届いた。
『?』
見てみると松田からのメールだった。
『(何だろ?
でもタイミング良すぎだね)』
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今、どこにいるんだ?
END
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幸子さんと蘭、園子、知り合った和葉と甘味処にいることを返信。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そうか!
今、杉下と京都駅に着いたところだ
どこかで合流できるか?
END
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『(え?二人とも京都に来てるの⁉)』
理彩は隣にいる幸子にメールの文面を見せた。
「(え?お二人とも京都に?)」
内容に驚く。
「そういえば理彩さん」
『はい』
「そろそろあれの予約時間じゃないですか?」
察した幸子がとっさに理彩に提案する。
『あ…そうだった!
ごめん蘭
幸子さんと予約してる予定の時間が来ちゃったから私たちもう行くね』
「え?」
『暗号分かったら教えるね
幸子さん急ぎましょ』
「そうですね」
二人はお代を置いて出て行った。
「え?何事?」
「さぁ?」
メールを松田にして京都駅で合流する理彩と幸子。
「理彩!ここだ!」
『お待たせしました』
「いえいえ、急かしてしまいましたか?」
「そうでもないですよ」
『急にどうしたんですか?
京都に来るなんて?』
「ちょっと杉下が気になることがあってな京都まで来たんだ
俺は付き添いみたいなもんだな」
『「気になること?」』
「はい、事件のことなので詳しくはお話しできませんが関係あるのではないかと思いましてね」
「だから来たんだぜ」
「なるほど
あっ理彩さん、さっきのあれを聞いてみたらどうでしょう?」
『そうですね』
「ん?どうかしたのか?」
「どうかされました?」
『さっきまで蘭といたんですけど
京都の山能寺というお寺からの依頼で今、お父さんも京都に来ているんですけど
差出人不明の手紙がお寺に来て暗号が送られてきたって話を聞いていたんです』
「差出人不明の手紙?」
「暗号ですか?」
『はい、蘭から写メで暗号を送ってもらったので分かります…
これなんですが』
理彩は画像を二人に見せる。
「何だ?これ?」
「パッと見では分かりませんね」
『私も幸子さんも頭を悩ましてて…
お父さんはもっと悩んでるらしいですよ
でもこの暗号を解けば仏像の在処が分かるんです
一般公開まで時間がないんです』
「仏像⁉」
「どういうことですか?理彩さん」
『あまり大声で言えないことなんですけど…
実は山能寺のご本尊の薬師如来像が8年前に何者かに盗まれているそうなんです』
「はぁ⁉」
「おや」
「蘭さんの話をまとめるとですね
この暗号を解くとその場所が分かるってことらしいんですよ」
「なるほど、そういうことですか」
「しかし、よく分かんねぇ暗号だな」
『はい
絵が何を表しているのか全然分からなくてお手上げ寸前ですもんね』
「そうですよね」
「理彩さん、ひとつ確認をよろしいですか?」
『はい?』
「依頼のあった山能寺とはどこにあるか分かりますか?」
『えっと…地図ってありますか?』
「はい、駅で貰った地図ならここにありますが?」
『えっとですね…あっここですね』
地図を指さす。
「それがどうした?杉下」
「たいしたことではないんですが山能寺がどこかと思いまして」
「そうか
でも仏像が盗まれたのは8年前なんだろ?
そもそも何で今頃探すことになるんだ?」
『それ私も思いました』